難しく考えないで、サッカーの戦術の種類って基本2つなんです

こんなテーマにしちゃうと、サッカーの戦術家の方々に怒られちゃうかもしれませんけど、

読んでくださる皆さんにサッカーついていろいろ知ってもらいたいので、思い切って書きます!(笑)

今回は、サッカーの基本的な戦術、また戦術の種類をざっくりと整理して紹介したいと思います。

サッカーの戦術(おさらい)

出典:http://www.lahora.cl

サッカーの試合ではどんな戦術を使うのか、サッカーの戦術ってどれくらいあるのか、

これを理解するためには、サッカーでよく使われている、戦術、ファーメーション、システムという言葉を正確に理解する必要があります。

このブログでサッカーの基本戦術について紹介していますので、ぜひ目をとおしてもらいたいんですけど、

要は、サッカーの戦術とは試合に勝つための方法、手段のことです。

フォーメーション(隊形とか選手の配置)やシステム(体系とか仕組み)というのは、試合に勝つための方法、手段の計画、詳細、具体策です。

厳密にいえば、このフォーメーションやシステムもサッカーの戦術に含まれます。

ただ、フォーメーションやシステムにはどれだけ種類があるのかとなると、それはもう無限とまではいかないにしても、たーくさんあるんです。

つまり、戦術にフォーメーションやシステムを含んでしまうとすさまじい種類の戦術があるということになってしまいます、すみません、「2つです」だなんて騙すようなこと書いてしまいましてm(__)m

ですから、サッカーの戦術とは?と考えるときには、まず!戦術からフォーメーションとシステムを省いてしまいましょう。

こうすると、サッカーの戦術とは?ということが整理されて、よくわかるようになります。

サッカーの戦術やフォーメーション、システムについては、このブログの「戦術/フォーメーション」カテゴリーで記事にしていますので、よかったら目をとおしてください。

サッカーの試合に勝つ方法、手段が戦術ですから、サッカーがどんなプレー、どんな活動で構成されているかを知れば、自ずと戦術がわかります。

サッカーは守備と攻撃という活動を繰り返しながら行われています。

サッカーの試合で勝つには、相手に点を取られないように相手の攻撃を上回る守備をする、点を取るために相手の守備を上回る攻撃をする、これがサッカーを構成する活動です。

もうおわかりですね、サッカーの戦術とは、

  1. 守備の戦術(方法、手段)
  2. 攻撃の戦術(方法、手段)

の2つの種類が基本なんです(←表題に合致しました!)。

基本的な戦術はまずこの2種類ですから難しくありませんよね。

で、この2種類の戦術がもう少し具体的に分かれていくわけです。それを次で紹介します。

戦術の種類

ここで、先ほどの守備の戦術と攻撃の戦術を詳しく紹介します。

戦術とは試合に勝つための方法、手段ですから、戦術には「狙い」「目標」があるわけです。逆?に言うと、狙いや目標を達成するために戦術を計画し、実行するんですね。

戦術を理解するために、狙い、目的を明確にしておくと、戦術がよーくわかりますので、ちょっとめんどくさいですけど、お付き合いください。

サッカーの攻撃の狙いは点を取ることです。そのために相手の守備を上回るための戦術を設定します。

では、守備の狙いはなんでしょうか。点を取られないこと・・・と考えがちではないでしょうか。

間違ってはいませんがちょっと違うんです。守備の狙いは相手からボールを奪うことです。

点を取られないための守備をと考えれば、チームの大人数が自分のゴール前で守備をすれば、点を取られない確率が上がりますけど、攻撃できないですよね。

失点を少なくできるかもしれませんけど、攻撃ができないのであれば、試合に勝つことは難しくなります。

ですから、サッカーの守備の狙いは相手のボールを奪うことで、相手のボールを奪うことが相手の攻撃を上回るということになり、ボールを奪った瞬間から自分たちの攻撃が始まるということになります。

守備の戦術とは、相手のボールを奪うことが狙いであり、さらに、相手のボールをどこで奪うのか、どんな仕組みで奪うのかということを考えて戦術が設定されています。

攻撃の戦術の狙いはストレートなんですけど、守備の戦術の狙いは誤解されているケースが多いので、ボールを奪うことだと覚えておいてください。

この狙いがわかっていれば、戦術がすっきりとわかります。

1.守備の戦術

マンツーマンディフェンス

相手選手1人1人に対応する選手を決めて守備をする方法。担当エリア関係なく、相手にずっとついていくというもの。

ゾーンディフェンス

マンツーマンに対して特定の選手をマークするのではなく、自分の担当するエリアを決めて守備をする方法。自分のエリアに入ってきた相手選手に対して守備をするというもの。

プレスディフェンス

ボールを保持している相手に複数人で囲い込んでボールを奪おうとする守備の方法。

リトリート

撤退という意味で、守備のときにチーム全体が自陣の深い位置まで下がり守備をする方法。

ハイプレス

リトリートの反対で、できるだけ相手のゴールの近い場所で積極的にプレッシャーをかけボールを奪おうとする守備の方法。

その他

ラインディフェンスやゾーンプレスなどの守備の戦術があります。

2.攻撃の戦術

ロングカウンター

カウンター攻撃のひとつで、リトリートで相手を自陣に引き込み(←相手陣、相手のゴール前を空ける)、ボールを奪った後時間をかけずに攻めるという攻撃の方法。

守備の戦術リトリートとセットになるのが一般的。

ショートカウンター

カウンター攻撃のひとつで、できるだけ相手のゴールに近いエリアでハイプレスによってボールを奪い、時間をかけずに攻めるという攻撃の方法。

守備戦術のプレスディフェンス、ハイプレスとセットになるのが一般的。

ポゼッションサッカー

攻撃だけの戦術とも言えませんが、ショートパスを多用することによってボールの保持率を上げ、攻めようとする攻撃の方法。

その他

カウンターでもないポゼッションでもないオーソドックスな攻撃(カウンターの反対であれば遅攻)、またサイド攻撃も攻撃の戦術になります。

守備の戦術、攻撃の戦術の代表的な種類はこのようになります。

守備の戦術の狙いで確認しましたとおり、どのエリアで、どうやってボールを奪うかということが守備の戦術であり、

ボールを奪った位置から、どんな攻撃(速攻なのか遅攻なのか)をするのかが攻撃の戦術ですから、

当たり前のことかもしれませんが、攻守の戦術は表裏一体となっていると言えますね。

守備の戦術で5種類、攻撃の戦術で3種類紹介しましたが、その他で紹介した以外にも、いくつかあります。

難しいですよね、戦術って(笑) ですから、最低でも基本2種類と覚えておくと良いと思います。

戦術あれこれ

これまでの戦術の紹介で、基本2種類で、その守備と攻撃の戦術にいくつかの種類があることがお分かりいただけたかなと思います。

基本戦術のことがわかりましたら、フォーメーション、システムのことも整理できるのかなと思います。

基本戦術を具体的に実行するためにフォーメーションやシステムがあります。

例えば、ハイプレスという守備戦術とショートカウンターという攻撃戦術で試合に勝とうとしたときに、

フォーメーションは3-4-2-1でMFの人員を多くする、MFの構成をダブルボランチのダイヤモンド型というシステムで、

という戦術、フォーメーション、システムのセットができあがります。

同じように、リトリートの守備戦術とロングカウンターの攻撃戦術で試合に勝とうとすれば、

フォーメーションを3-4-1-2にして、スウィーパーをおいたディフェンスとダブルボランチというシステムで、

という戦術、フォーメーション、システムというセットができあがります。

このように、戦術を具体的に実施するための計画がフォーメーションやシステムなのです。

繰り返しになりますが、基本戦術を設定したとしても、フォーメーションやシステムとのセットまで戦術の範疇だとすると、

フォーメーションやシステムは試合中の状況によって目まぐるしく変化していきますので(状況によってシステムを次々に移行させるなど)、

数限りない戦術になってしまうことになります。ま、実際そうなんですけど(笑)

つまり、戦術の種類は?と考えたときに、とてつもない種類があるということになります、

はっきり言いますけど、サッカーの戦術家、戦術マニアじゃないと、説明しきれません(笑)

ですから、戦術の種類というのは、フォーメーションやシステムを除外すれば、基本的には2種類で、

その2種類に数種類の戦術に分けられるということを覚えておくことをおすすめします。

まとめ

以上、今回はサッカーの戦術の種類について紹介しました。

戦術をフォーメーションやシステムも含めて掘り下げていくと、凄い種類になります。プロのサッカーになればなおさらです。

戦術を知りたい場合はよっぽど研究しなければ、深いところまで知ることは難しいでしょう。

でも、戦術がサッカーの試合に勝つための方法だということを理解して、その方法とは守備の方法、攻撃の方法ということがわかれば、ある程度は整理できて、わかりやすくなると思います。

サッカーの戦術を知るともっとサッカーに興味がわくかもしれませんね。

今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

よかったら過去記事の<<W杯からフォーメーションの歴史を調べてみました【サッカー】>>もご一読ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。