家の中でできるお勧めの練習3つ(年代別)【サッカー】

サッカーがどんどん上手くなりたい、サッカーが効率的に上手くなりたい、

と考える選手やお父さんお母さん、ご存じだとは思いますが、練習はグランドだけでなく家の中でもできますよ。

今回は、家の中でもできるサッカーの練習を、子供さん、中学生、高校生の年代別で紹介したいと思います。

目次

家の中での練習のメリット

サッカーはチームスポーツですから、

チーム全体での練習やトレーニングによってみんなで技術を磨く、

コンビネーションを高めるなどのチームのメンバーとの練習は必須ですよね。

でも、チームの練習ってその内容をどの程度で行うかによって効果的にもその逆にもなるんですね。

つまり、上手い人には程度の合わない練習になることもあり、

上手じゃない人にとっては程度が高すぎてついていけない内容になることがあります。

 

そんな場合には、上手い人は自分がさらに成長できる練習を、

上手じゃない人はチームの平均に追いつけるような練習を「どこかで」したほうが良いですよね。

その練習のひとつが自主練習/個人練習なんです。

個人のサッカースキルを上げるには自分の程度に合った練習をすることが効果的に上達する方法です。

家の中でする練習は、完全に自主練習/個人練習になりますので、

自分の程度に合わせて、誰にも邪魔されず、自分のペースで、もしかしたら楽しく、

実施することができます。

このことが家の中で練習する最大のメリットになります。

ただし、練習ですから継続しなければ効果は望めないことを忘れないでいただきたいです。

また、個人練習は自分完結の練習ですから、明確な意図やイメージをもって取り組めば、より効果になります。

練習をする前に、家の中で練習するメリットを確認しておいてくださいね。

あ、忘れるところでした。家の中の練習は雨でも雪でも暑くても寒くてもできることがメリットでもありますね(笑)

家の中でできる練習

家の中でできる練習ですから、そんなにバリエーションはありません。

僕の経験に基づいて(他のサイトさんとだいたい同じかもしれませんけど)、お勧めの練習を3つ紹介します。

1.ボールコントロール

この練習は主にサッカーの初心者さんやサッカーを始めたばかりの子供さん向けの練習です。

ボールに慣れる、ボールを扱うことを体で覚えて、サッカーに必要なボールコントロール技術を磨くための練習です。

とにかく家の中でボールに触る、ボールを扱う機会を多くすることです。家の中での練習の例を映像で確認してみましょう。

↑映像をお借りします。以前の記事でもお借りしたのですが、

この映像の子供さんは何歳くらいなんでしょうか、家の中でボールに触っていますね。

子供さんにサッカーをやってもらいたいお父さんお母さんはこの映像を参考になれると良いと思います。

こんな小さいうちからボールに触り、継続して練習するとかなりの期待が持てますね。

小さい子供さんにはとにかくボールに触ることは楽しいんだと感じてもらうことが大事です。

↑こちらも家の中でのボールに触れる練習です。小学生の低学年の子供さんでしょうか、かなり上手ですね。

ボールコントロールの技術が向上していくことは間違いありませんね。

↑こちらの映像も以前にお借りしたことのあるものです。家の中でボールに触ってますよね。

子供さんだけでなく、中学生や高校生でも、また、男女関係なくできる練習ですよね。

以上、3つの映像で、家の中でできるボールコントロールの練習を紹介しました。

この映像の練習をしろということではありません。

ボールコントロールの技術を高めていくには、ボールにどれだけ触ったかによります。

自分で意識して継続して取り組むことで、効果が高まります。

これらの映像を参考にされて、ご自分で工夫して取り組んでみてください。

ちなみに、家の中でボールを扱うときは、家の中のものを壊してしまったり、集合住宅だと近隣にご迷惑をかけるかもしれませんので、注意が必要ですね。

2.フィジカルトレーニング

こちらは中学生、高校生向けの練習になります。

過去の記事でも紹介していますけど、中学生、高校生になると体格もよくなりサッカー自体が激しくなります。

それに対応するにはフィジカル強化は欠かせないものになります。

ジムや教室などで専門家の指導の下でトレーニングすることが一番良いことなのかもしれませんけど、

いろいろ伴わない場合には、家の中でフィジカル強化はできますよね。

特に今は日本代表の長友選手のトレーニングの様子が紹介されることがありますが、

体幹を鍛える練習が流行っていますし、僕の経験からも体幹トレーニングをお勧めします。

中学生、高校生になると試合時間も長くなり、肉体を激しく使う肉体的に強度の強いプレーが求められるようになります。

そのプレーに耐えられる、適正な身体を作ることが大事ですね。

体幹トレーニングを中心に、ストレッチ、筋肉トレーニングなどバランスの良いフィジカル強化の練習をすることをお勧めします。

3.イメージトレーニング

イメージトレーニングは初心者さんも子供さんも中学生、高校生もできる練習です。もちろん家の中で。

イメージトレーニングの目的は自分で考えるということを身につけるためです。

子供さんにはサッカーの映像をみたりすることが一番いいですね。

アニメでも良いし、もしお父さんお母さんの若い頃のサッカー映像があればそれでもかまいません。

目でみてサッカーに興味をもってもらうようにすると良いですね。その後の意欲に繋がります。

中学生や高校生は、自分で意識することで、多種多様なイメージトレーニングができます。

過去にこのブログでも紹介していますが、作戦ボードやiphoneやパソコンのアプリなどを使ったトレーニングや、インターネット上からサッカーに関する情報を収集することもトレーニングになります。

考えるという練習は、サッカーの戦術の理解や練習の効果を高めるためにとても有効です。

中学生、高校生になれば練習日記など自分のサッカーの取り組みを記録することで、必ず考える機会が作れます。

家の中でできる練習で最もお勧めするのはこのイメージトレーニングです。意図して考える機会を作ってみてください。

【自主練習に関する記事】

サッカーが楽しくなるフィジカルトレーニングとメニュー

サッカーが楽しくなるグッズを使ったトレーニング

サッカー上達のために高校生が一人でやるべき練習

まとめ

今回は、の中でできるお勧めの練習を3つ紹介しました。

  1. ボールコントロール
  2. フィジカルトレーニング
  3. イメージトレーニング

になります。自分で意識をすれば家の中でなくてもできる練習ですけど、家の中で、自分の生活スタイルに合わせてできることが自主練の特徴でもありますね。

特に、サッカーの上達にはイメージトレーニングはとても有効だと思います。

モチベーションの向上や、チーム戦術やシステムの理解、自分の練習の質の向上などには、自分のサッカーをどれだけ考えられるかということが大きく影響します。

プロの選手は当然ですけど、上手になる選手の多くはサッカーについてたくさん考えています。

サッカーを始めたばかりの人、これからサッカーを始めようとしている人は、

スタジアムにサッカーを見に行ったり、サッカー教室でプロの選手と交流したりすると、

考える、感じることを経験できる機会になります。

是非、考える練習を取り入れて、サッカーに取り組んでみてください。

過去記事の<<サイドバックの動きを確認します【サッカー】>>もご一読いただければと思います。