電動車椅子サッカーを紹介します!けっこう凄いそしてアツい!

サッカーにも様々な種類があるのをご存知だと思います。

フットサルやビーチサッカーは有名ですが、

アンプティサッカーや視覚障害者サッカーなどハンディキャップを負った選手たちが行うサッカーもありますね。

そんなサッカーの中で、今回は「電動車椅子サッカー」を紹介したいと思います。

まぁ見てください、凄いですよ!

電動車椅子サッカーとは

電動車椅子サッカーとは、障害者スポーツのひとつで、文字どおり電動車椅子で行うサッカーです。

1978年にフランスで、1980年にアメリカやカナダで始まったとのこと。

英語ではパワーチェアー・フットボール(powerchair football)と呼ばれ、

アメリカなどではパワーサッカー(power soccor)と呼ばれるようです。

 

統括団体も組織されていて、これまでに3回のワールドカップが開催されています。

日本の統括団体は日本電動車椅子サッカー協会(JPFA)です。

電動車椅子を使ったサッカーですので、選手たちの多くは自力での歩行ができない障害をもっていて、

選手の中には座位を保持するのも難しい重度の障害をもつ人もいます。

電動車椅子はジョイスティック型のコントローラーを手で操作するのが一般的なのですが、

障害の程度によっては口や顎(あご)で操作をする選手がいたり、人工呼吸器を使いながらプレーする選手もいます。

 

このジョイスティックの使い方はけっこう難しいんですよ。

僕は試しで乗って壁に穴をあけてしまったことがあります(すみません)。

慣れなんでしょうけど、普段使っていないと危ないですね。電動車椅子を使いこなす選手たちは凄いです。

使用する電動車椅子も規格化されていて、スピードが時速6km/h以下(国際大会では時速10km/h以下)で、

車椅子のステップの部分にフットガード取り付けます。こんな感じです。

この車椅子凄いですねぇ。タイヤにホイールが着いているように見えますけど。

この電動車椅子がガツンガツンぶつかりあったり、ボールを蹴るのに車椅子を回転させたり(回転キック/回転シュート)、後で映像で紹介しますがまぁ凄いんですよ。

このように、体に障害をもった選手が電動車椅子を使ったサッカー競技があります。

ルールや実績

試合のルールはフットサルとほぼ同じです。

バスケットコートのサイズで、1チームGKを入れて4人、男女の制限なし、交代自由、ハーフ20分の40分ゲームです。

 

日本では、1982年に日本初の電動車椅子サッカーチーム「大阪ローリングタートル」が発足、

その後、名古屋、東京など続々チームが発足していき、現在では30以上のチームがあるようです。

「ナンチェスター・ユナイテッド鹿児島」というユニークな名前のチームもあるようです。

 

1995年にJPFAの発足以降、日本選手権やブロック選抜大会などの大会が開催されており、日本代表チームを国際大会にも派遣しています。

電動車椅子サッカー日本代表の過去のワールドカップの戦績をみてみましょう

第3回 2017FIPFAワールドカップ アメリカ大会

2017年7月3~10日 フロリダ州キシミー

出場国

アメリカ・デンマーク・日本・アルゼンチン・ウルグアイ

イングランド・アイルランド・フランス・カナダ・オーストラリア

予選リーグ

  • 日本3-2アルゼンチン
  • 日本2-2デンマーク
  • 日本0-9アメリカ
  • 日本2-1ウルグアイ

2勝1分1敗のグループ2位でノックアウトステージへ進出。

ノックアウトステージ

  • 準々決勝 日本1-2オーストラリア
  • プレーオフ 日本1-1アルゼンチン(PK4-2)
  • 5位決定戦 日本4-1アイルランド

優勝フランス、準優勝アメリカ、日本は5位という成績でした。

アメリカ、フランスどんだけ強いんだって。

それでも我らが日本代表はデンマーク、ウルグアイと死闘を繰り広げ、アルゼンチンには2回も勝っちゃった!

 

ちなみにこの電動車椅子サッカーのワールドカップ、

第1回大会は2007年に東京で開催され日本は4位、

第2回は2011年にフランスで開催され日本は5位。

我らが日本代表はこれまでの3大会全てに出場し、世界の強豪と激戦を繰り広げてきているんですねぇ。

この電動車椅子サッカーはアメリカ、フランス、イングランドがめちゃめちゃ強いみたいです。

 

映像で大会の様子をご覧ください。

この映像は2007年に開催された第1回の東京大会のハイライト映像のようです。

大会の盛り上がりや熱戦の様子が伝わってきます。

フランスに負けたんでしょう我らが日本代表の懸命なプレー、

そのフランスのGKであろう選手がPKを止められたときの天を仰ぐ様子には、ジーンときます。

ノーマルなサッカーと同じで感動させられますよ。

国内の状況

電動車椅子サッカーの日本国内での状況は、競技人口が約500人、2017年実績で全国に39チームあるそうです。

車椅子の仕様でカテゴリーが分かれていて、最高時速が6km/hのクラスと最高時速が10km/hのクラスがあるようです。

国内を代表する強豪チームなどを紹介します。

  • FINE(東京)
  • レインボーソルジャー(東京)※2017日本代表選出
  • Yokohama Crackers(神奈川)※2017日本代表選出
  • バレッツ(長野)
  • FCクラッシャーズ(長野)
  • Wings(岐阜)
  • 大阪ローリングタートルズ(大阪)
  • 奈良クラブビクトリーロード(奈良)
  • Red Eagels(兵庫)※2017日本代表選出
  • ERST広島(広島)
  • Nanchester United 鹿児島(鹿児島)※2017日本代表選出

他にもたくさん活動しているチームがあるようです。

毎年開催されている日本電動車椅子サッカー選手権大会はこれまでに23回の実績があり、

また、選手権のブロック予選会、20回を超えるドリームカップなど様々な大会が開催されているようです。

機会があったら見に行きたいと思っています。

 

ハンディキャップをもった選手たちが、活動や大会のために移動することもたいへんなようで、

車椅子も含む用具の運搬や医療関係者やサポートの方々の帯同も含め、いろいろご苦労もあるようです。

そういうことも含めて電動車椅子サッカーなのでしょう。

機会があればヘルプしてみたいと思いました。

まとめ

今回は電動車椅子サッカーを紹介させていただきました。

ハンディキャップをもった人も真剣にサッカーに打ち込んでおられるんですね。

我々と同じです。サッカーって本当に楽しんですよね。

最後に凄い映像をみつけたので、紹介しておきます。

2009年に行われたアメリカ大陸の国際大会でしょうか、その大会のゴール集top10の映像のようです。

セットプレーからのゴール、ゴールポストに突撃していく執念のゴールなどほぉ~と感心できるシュートが紹介されています。

びっくりしたのは1位のシュート!まぁご覧になってください、一生懸命にゴールを守る相手を翻弄するパスワーク!芸術です!

最後までご覧いただいてありがとうございます。