【GKの命】キーパーグローブのお手入れ方法【サッカー】

サッカーの試合で使用する道具はスパイク、脛あて(レガース)と必須のものがありまして、

キーパーにとってある意味命ともいえるキーパーグローブも必須の道具ですね。

今回はこのグローブについて選び方やお手入れ方法などを紹介してみたいと思います。

グローブはキーパーのみが使用しますからかっこいいヤツを使いたいですよね。

目次

キーパーグローブ

キーパーが使うグローブはそれはいろいろたくさんありますけど、自分に合ったグローブを使うことが一番です。

スパイクなどと同じように、購入するときに試着することをお勧めします。

試着してぐーぱーぐーぱーしてみて、手にしっくりくるかどうかを確認してください。

ボールを使ってキャッチしてみたりできれば良いんですけどね。サイズが合わなかったりしたら目も当てられません。

最近はネットなどの通販で購入できますから容易に手に入れることができますが、できる限り自分に合ったグローブを手に入れるようにしましょう。

最近は↑こんなおしゃれなグローブもあるみたいですよ。

 

また、指を怪我しないためのフィンガーセーブ機能のついたグローブもあるようです。

取り外しもできるようですが、フィンガーセーブ機能のグローブについては所属の監督やコーチに相談されることをお勧めします。

 

スパイクもそうですが、キーパーの選手はグローブを試合用と練習用の2つはもっておきたいところです

スパイクにしろキーパーグローブにしろハードな練習を繰り返していると破れたり壊れたりしますので、練習用で丈夫なものを、試合用で高性能なものを使用することをお勧めします。

僕はスパイクをそうしていました。

練習用は壊れても心が痛まないもの、試合用は高性能で値段も高かったですから、試合の3日くらい前から使うようにしていましたよ。

 

キーパーグローブで最も大事な部分はパームの部分です。

これはグローブの手のひらの部分で、キャッチするときに影響します。

パームの部分が柔らかいほどキャッチしやすくなりますが、傷みやすくなります。

パームの部分は消耗品と考えたほうが良いともいます。

使えば使うほど消耗していきますので、購入するときにはパームの部分をどうするかを考えて選ぶようにしましょう。

グローブのお手入れ

いざ、キーパーはグローブを使って練習をします。

そうすると当然グローブは汚れ、ちょっと破れ、汗が染み込み臭いもしてきます。

やはり、お手入れが必須になります。お手入れ方法は次のとおりです。

洗 浄

汚れや臭いをとる場合には洗浄が必要です。

グローブについている砂や埃などを払い、ぬるま湯(30℃以下)で揉み洗いして、洗い終えたら水気を切って陰干しすることが良いそうです。

洗うときに洗剤など使うとパーム部分を痛めることになるので、洗剤を使うのであれば専用のGKグラブシャンプーを使うべしとのことです。

乾燥、干すときにはドライヤーや乾燥機など熱を加えるとやはり痛む原因になるそうなので、自然乾燥がベストだとのこと。

ちなみに、元日本代表ゴールキーパーは試合や練習後に、シャワーを浴びるときに、グローブも一緒にシャワーで洗っていたそうですよ。

水洗いは臭いがとれそうにないですけど、最近は消臭剤で臭いを消したりする選手もいるそうです。

兎にも角にも、洗濯機で洗剤を使って、乾燥機で洗うというのはグローブを痛めることになるので、手洗い、自然乾燥がグローブを痛めない洗い方だそうです。

補 修

グローブを使うとパーム部分に穴が開いたり、パームのグリップが弱ってきたりします。この場合、修理が必要になります。

パーム部分に穴が開いた場合には、GKグラブリペアという補修剤を穴に塗って穴が広がらないように修理します。

また、パームのグリップが弱まってきたらGKグラブグリップという補修剤を塗ってパーム部分のグリップ力を高めます。

常々キーパーグローブのお手入れをマメにやっておけば十分に長持ちしますし、良い状態のグローブが使用できると思います。

キーパーにとっては大事な道具ですから、お手入れをマメに行いましょう。

保 管

洗浄や補修の後、また、通常時の保管時に注意しなければならないことがあります。

左右のグローブのパーム部分を付けて保管しないことだそうです。やはりパーム部分のグリップ力が落ちるからでしょうね。

くっつきすぎで痛む原因にもなるかもしれません。気を付けましょう。

 

これらのように、グローブのお手入れ方法は、洗浄、補修、保管をそれぞれ適正な方法をとることですね。

逆に不適切なことを知っておけば、それもメンテナンス方法に反映できると思います。

丁寧にお手入れをしながら使い慣れたグローブで試合に臨むのか、試合用のスペシャルグローブを準備しておくのか、それぞれの選手が自分の考えで取り扱うことが良いと思います。

その他補足

キーパーグローブを考えたときに、やっぱり試合のときにはビシっとキャッチできるグローブが良いですよね。

僕はゴールキーパーだけはやったことないんですけど、中、高、大、社会人で違うキーパーと一緒にサッカーをしてきました。

それぞれのキーパーがグローブの取り扱い方法は異なりましたよ。

平気で洗濯機や乾燥機を使ってパーム部分ががびがびになったグローブを使っている(←練習用でしたけど)キーパーもいましたし、

そんなにやんなきゃいけないかってくらいグローブを大事に扱うキーパーもいました。

それぞれのキーパーが自分に合った方法で管理できれば良いと思います。

 

しかし、共通していたのはパーム部分のグリップ力で、試合のときには必ず濡れたタオルをゴールネットにぶら下げて、パーム部分を拭いていましたね。

特に相手のコーナーキックのときには拭いていました。パーム部分を少し湿らせているのかもしれませんが、ボールをしっかりとキャッチするための方法だったと思います。

やっぱり、キーパーのグローブはグリップ力が大事なんだと思います。

まとめ

以上、今回はゴールキーパーのグローブについてお手入れ方法、選び方、取り扱いなどを紹介しました。

グローブを購入する際には、試着してみて、サイズや装着感がしっくりくるかどうか、

練習などで使ったあとのお手入れの方法、これらを含めたグローブの管理や使い方、キーパー自身が自分に合った取り扱いをすれば良いと思います。

メンテナンスにはクリーナーやシャンプー、補修剤なども販売してありますので、有効に使いたいですね。

今回の紹介が皆さんのサッカーにお役に立てることを願います。

過去記事の<<【GK】一人でできるキーパー練習【サッカー】>>もご参照ください。

読んでくださってありがとうございます。