サッカーをしている選手であれば、無回転シュートを打ってみたい、無回転シュートを蹴れるようになりたいと考えるのではないでしょうか。
今回は無回転シュートを使いこなす選手たちと、その凄さを映像をお借りして紹介してみたいと思います。
ロシアW杯の乾選手の無回転シュートも凄かったですよねぇ。
目次
日本人選手
まずは無回転シュートを使いこなす日本人選手を紹介します。皆さんもご存知だとは思いますが、再確認してみましょう。
三浦 淳宏
大分県出身。大分の中学のサッカーの強豪明野中からあの国見高校へ。国見高校時代は選手権などで活躍。
1995年横浜フリューゲルスでJリーグデビュー、以後マリノス、ヴェルディ、ヴィッセルなどで活躍。
日本代表にも選出され、シドニー・オリンピック、コパ・アメリカ、コンフェデには2回出場しています。
無回転シュートの使い手としては、日本人のパイオニアではないでしょうか。
2006年のW杯でぶれやすいボールが使用されるようになり、無回転シュートを使う選手が出てきましたが(Cロナや本田圭など)、三浦淳はその前から無回転シュートを蹴っていました。
FKでも流れの中からでも無回転シュートを使いこなします。
和製ペルナンブカーノと言っても過言ではないでしょう(三浦とジュニーニョPeは同い年)。
無回転シュートを打ちたい人は参考にされると良いでしょう。
映像をどぞ、シュートしたボールがゆらゆら揺れています。
本田 圭佑
大阪府出身。高校時代は星稜高校で活躍、2004年にグランパスでJリーグデビュー。
2007年にオランダのフェンロに移籍後、CSKAモスクワ、ACミラン、パチューカと12シーズンを海外クラブでプレー。
日本代表ではW杯に3大会連続で出場し、3大会連続で得点を記録している。
紹介はこれくらいで良いでしょうか、2010年以降の日本サッカーをけん引してきた選手ですから、今更説明の必要もありませんね。
ご存知のように、本田も無回転シュートを使いこなす選手です。
北京オリンピック予選の香港戦の無回転シュートは衝撃的です。
世界の選手
日本人の次は世界の無回転シュートを使いこなす選手たちをみてみましょう。
日本人の三浦アツや本田圭と同じく、使いこなすとなると限定されてしまいますね。
偶然に無回転シュートになった、偶然にぶれたというケースはたくさんありますが、無回転を使いこなすとなるとたくさんはいないんですよね。
クリスチャーノ・ロナウド
ポルトガル国籍。大西洋上あるマデイラ諸島生まれ。
説明のしようもないでしょう。おそらく50年後も語り継がれるサッカー界の、いや、サッカーの枠を超えて注目される現役のスーパースター。
2017年の世界で最も有名なアスリート100人の堂々1位、SNSのフォロワー約3億人。
このCロナが無回転シュートを使いこなす選手ですね。
特にFKの場面で無回転シュートを蹴り、カーブや落としたりするFK蹴り方もできますから、稀代のフリーキッカーであると言えると思います。
練習の虫とのことで、あの肉体をご存知の方も多いと思いますが、スピード、パワーを生み出すフィジカルの強さ、驚異的な得点力はずば抜けていますね。
そんなCロナの無回転シュートは以下のとおりです。
それにしてもまぁ良く入ります(笑)。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
ブラジル国籍。ジュニーニョPeと表記します。
世界一の無回転シューターです。
異名も「フリーキックの魔術師」とそのままやないかい!
同世代のブラジルのロベ・カルの「悪魔の左足」に対して「悪魔の右足」とも呼ばれていました。
1993年に18歳でプロデビュー、ブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマで7シーズン、フランスの名門リヨンで8シーズン過ごし活躍。
その無回転シュートは、30m以上あるFKで特に威力を発揮し、GKの正面に飛んでいってもゴールしてしまうほどブレます。
その映像を見つけることはできませんでしたが、無回転シュート以外のFKの威力抜群です。
ジュニーニョPeの映像は2つ貼らせていただきます。
1つめは無回転シュートを含むジュニーニョPeのFKをお楽しみください。
もう1つは2006年ドイツW杯、我らが日本は無回転シュートを決められました。その映像です。
現代のフォーリャセッカとでも言える、世界一の無回転シュートの使い手。
ピルロや中村俊輔はジュニーニョPeの蹴り方を参考にしていたとのこと。
ジュニーニョPeの無回転シュートはお金を払ってでも観る価値がありますね。
サッカーの醍醐味のひとつだと思います。ジニーニョPeを称える言葉は次のとおりです。
- 世界一のフリーキッカー(メッシ)
- ゴールに7人GKを並べても止められない(グアルディオラ)
その他
その他ですみません、無回転シュート、蹴った選手を紹介しておきます。
↓こちらもご覧になったことがあるのではないでしょうか。
ダビド・ルイスの無回転シュート、これはインサイドキックで蹴っていますよ。
↓こちらの映像はFKのハイライトで、無回転シュートではないシュートも入っています。
札幌の上里選手?の無回転シュートは上手ですね。
しかし、ロベ・カルの伝説シュートは何度見ても凄いですね。
無回転ではありませんで、アウトフロントにかけたシュートですけど、ピッチのほとんどの選手は外れたと思ったことでしょう。ご覧ください。
まとめ
以上、いろいろ映像をお借りして無回転シュートを紹介しました。
無回転シュートは、偶然のキックによってできることもあります。
ロシアW杯のベルギー戦で乾選手が決めたシュートは無回転でしたが、本人も偶然だと言っていましたし。
そんな無回転シュートを使いこなす選手ということで、日本人では三浦淳宏、本田圭佑、海外からはCロナ、ジュニーニョPeを紹介しました。
この選手たちはみんな直接FKを蹴る選手で、カーブやドライブなど色々な種類のボールを蹴ることができます。
そのキックの種類の中で、偶然ではなく、意図して無回転シュートを使いこなしています。
無回転のボールはコントロールが難しくて、蹴った本人もどんな変化をして、どこに飛んでいくかわからないんですね(笑)。
そんなキックを使いこなす無回転の名手たちは凄いですよね。
先にも書きましたが、ジュニーニョPeの無回転は芸術の域だと思います。
無回転を蹴りたい選手たちは、紹介しました映像を参考にされて、無回転シュートの練習を、観戦する方々は無回転シュートにドキドキしながら、
みなさんそれぞれのサッカーの参考になればうれしく思います。
よかったら過去記事の<<FWのシュートのコツは「メンタル」なんです【サッカー】>>もご参照ください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。