※2019.12.5記事を追記・修正しました。全出場校が決まりました。
毎年恒例、令和初となる高校サッカー選手権の開催が近づいてきました。
冬の高校スポーツの風物詩と言っても良い高校サッカー選手権は、2019年度の大会で98回目の開催となります。
「群雄割拠」状態にある高校男子のサッカー界、今大会の優勝、上位進出を果たすのはどの高校か。
ここでは、第98回高校サッカー選手権の優勝予想をさせていただきます!
目次
選手権出場校をチェック
まずは選手権の出場校をチェックしておきましょう。
既に大会の組み合わせが決まっていますので、トーナメント表に沿って紹介します。
正式なトーナメント表は↓こちらです。
2019-20の選手権は、昨年の選手権の結果が反映されていて、昨年のベスト4に進出した都道府県の代表校がシードされています。
昨年の選手権のベスト4は青森山田、流経柏、尚志、瀬戸内でしたので、これらの都道府県代表がシードされています。
後の優勝予想、上位進出校の予想にも役立てないので、
選手権出場校を、トーナメント表のシード校のグループ毎に紹介ますね。
青森山田のグループ
青森山田シード
米子北(鳥取)
富山第一
立正大淞南(島根)
前橋育英(群馬)
神村学園(鹿児島)
専大北上(岩手)初
龍谷(佐賀)
國學院久我山(東京)
前原(沖縄)
昌平(埼玉)
興国(大阪)初
↑昨年優勝の青森山田がシードされ、トーナメントのグループはご覧のとおり。
青森山田v米子北、昌平v興国は2回戦から、その他は1回戦からということです。
けっこう気になる高校が入りましたねぇ。
※(追記)2019.11.24、群馬代表は前橋育英に決まりました。
富一、立正大淞南、前橋育英、神村学園、昌平、興国など。
高校サッカー界をザワつかせている感のある興国が選手権に登場!初戦はサッカー強豪地域埼玉の昌平。
昌平v興国の対戦は注目かと思いますね。
市立船橋のグループ
鵬学園(石川)
京都橘
矢板中央(栃木)
大分
帝京可児(岐阜)
大手前高松(香川)初
松本国際(長野)
和歌山工
日大明誠(山梨)初
四中工(三重)
日章学園(宮崎)
市立船橋(千葉)シード
↑これらが市立船橋のグループになります。
※(追記)2019年11月30日、千葉県代表は市立船橋に決まりました。
あれこれあった星稜は出場できなかったようですね、石川からは鵬学園が選手権に出場。
京都橘、矢板中央、あたりの強豪校が注目となるでしょうか。
尚志(福島)のグループ
尚志(福島)シード
徳島市立
東久留米総合(東京)
草津東(滋賀)
愛工大名電(愛知)初
筑陽学園(福岡)
丸岡(福井)
長崎総科大附
静岡学園
岡山学芸館
山形中央
今治東(愛媛)
↑尚志(福島)のグループです。
近年の尚志の強さは安定していますねぇ、プレミアEASTでも頑張っていますし、選手権、インターハイでも上位進出しています。
鹿島内定の染野唯月という個人にも注目です。
王国静岡からはテクニック集団静岡学園が4年ぶりの選手権。
※(2019.12.5追記)福岡代表は筑陽学園に決定しました!東福岡敗れる!!
広島皆実のグループ
帝京長岡(新潟)
熊本国府
秋田商
神戸弘陵(兵庫)
秀明日立(茨城)
高知
仙台育英(宮城)
五條(奈良)初
北海
高川学園(山口)
日大藤沢(神奈川)
広島皆実シード
↑広島皆実のグループです。
熊本県代表がちょっと波乱、高校サッカー界を代表する名門大津をやぶり熊本国府が選手権出場を決めました。
2回戦で帝京長岡と対戦することになりました。
そして、シードの広島皆実はたいへんです、神奈川県代表と初戦を戦うことになります。
※(追記)2019.11.30、神奈川県代表は日大藤沢に決定しました。
※(追記)201.12.1、新潟県代表は帝京長岡に決定しました。
2019年インターハイのチャンピオンは桐光学園、海外からも注目されているというU17日本代表の西川潤の桐光学園は選手権に出場ならずとなりました。
以上、高校サッカー選手権に出場する48校を、組み合わせに沿って紹介しました。
新潟、福岡の2代表が決まっていませんが、優勝予想はさせていただきます(笑)
ただし、全48校の代表校が決まりましたら、優勝予想を修正させていただく場合がございますm(__)m
2019年の傾向
2019年の高校サッカー選手権の優勝予想のために、2019年の高校サッカー界の傾向をおさらいしておきます。
まず、2019年のインターハイなんですが、ベスト8以上は次のとおりです。
- 優 勝:桐光学園(神奈川)
- 準優勝:富山第一
- ベス4:尚志(福島)
- ベス4:京都橘
- ベス8:北越(新潟)
- ベス8:初芝橋本(和歌山)
- ベス8:西京(山口)
- ベス8:徳島市立
夏のチャンピオンは桐光学園だったんですね。
桐光学園は選手権に出場ならずとなりましたが、準優勝の富山第一、ベスト4の尚志、京都橘は、選手権出場を決めています。
インターハイの結果も冬の選手権の傾向に参考になりますね。
2019年のU18プレミアリーグ、プリンスリーグの状況もみてみましょう。
プレミアリーグやプリンスリーグはリーグ戦ですので、その成績や実績は、その高校の実力を示していると思います。
余談ですけど、高校サッカーのチームとしての真の実力を示すのは、このプレミアリーグでの戦いぶりだと勝手に思っています。
2019の東西のプレミアリーグをみてみますと、
- 青森山田(EAST)
- 市立船橋(EAST)
- 流経柏(EAST)
- 尚志(EAST)
- 大津(WEST)
- 東福岡(WEST)
↑これらの6校がU18カテゴリーの最高峰のリーグに参戦しています。
これらの高校は、2019年度の高校サッカー界ではもの凄く強い高校ということになります。
特に青森山田はJクラブを差し置いてEASTで1位となっていて、優勝しそうな勢いです。
WESTで高校最強の立場にあった大津は、熊本予選で敗れ選手権には出場できません。
また、激戦の千葉は市立船橋が選手権出場、流経柏は出場ならずとなりました。
U18プレミアの下のカテゴリーがプリンスリーグになりますが、
2019年のプリンスリーグでの成績の中から、強そうな高校をピックアップしてみますと、
- 仙台育英
- 前橋育英
- 帝京長岡
- 富山第一
- 丸岡
- 静岡学園
- 米子北
↑プリンスリーグごとのレベルの違いはあるかもしれませんけど、これらの高校は2019年のプリンスリーグで好成績を収めていますね。
これらの高校も青森山田や市船、流経柏ほどのとは言いませんけど、地力のある高校だと言えるでしょう。
つまり、2019年のインターハイの上位進出校、
2019年のU18プレミアリーグ、プリンスリーグの上位校は、
高校サッカー選手権でも優勝候補、上位進出が予想される強い高校ということです。
2019選手権優勝及び上位進出校の予想
それでは、高校サッカー選手権2019の優勝を予想します。
面白くもなんともない予想ですみませんけど、青森山田でしょう!
今年はまた特に強いんではないでしょうか。
↑前述しましたプレミアEASTなんですけど、
Jクラブを相手に安定した強さを発揮していて、チャンピオンシップに出場しそうな勢いです。
日本サッカー界のレジェンドの一文字違いのエース武田英寿を中心とした攻撃ももちろんなんですが、
サッカーの強さを示す失点の少なさ(守りの強さ)が目につきますね。
順当、実力どおりの大会となれば、選手権の優勝は青森山田、選手権連覇が濃厚かと思います。
え?インターハイで負けてるじゃないか??
そうなんです、トーナメントという大会の怖いところが1発勝負ということです。
2019のインターハイで青森山田は3回戦で北越(新潟)にPK戦で負けています。
サッカーの実力だけではすんなり終わらないところがトーナメント戦であり、高校サッカーだったりしますよね(笑)
一昔前の高校サッカーは、サッカーの盛んな地域の高校が優勝したり、上位進出する傾向が強かったですけど、
2000年を過ぎたあたりから、どこの都道府県代表が優勝するかわからなくなってきました。
正に「群雄割拠」という状況にあると思います。
上位進出校の予想
優勝するのは青森山田と予想しましたが、あくまで予想であり、もちろん他の高校にだって可能性があります。
そこらへんを含めたところで優勝候補になるであろうベスト8に進出するのでは?と思われる高校も予想してみます。
↑上記の2019年の高校サッカー界の傾向を踏まえまして、ベスト8に進出するのは、
※(2020.1.14追記)大会が優勝しましたので結果も合わせて反省してみます(笑)
- ○青森山田←準優勝
- ○昌平←ベスト8
- ○帝京長岡←ベスト4
- ✖日大藤沢←3回戦PK負
- ✖尚志←2回戦PK負
- ○静岡学園←優勝!
- ✖京都橘←2回戦PK負
- ✖市立船橋←2回戦PK負
↑と予想します。
※ということで優勝予想は外れ!ベスト8進出予想も50%という結果でしたので、このブログの予想ははずれ!という結果でした。以後気を付けますm(__)m
青森山田のグループには強豪が固まった感があり、
青森山田がベスト8に進出するには、米子北、富山第一、立正大淞南、前橋育英、神村学園のうち、2校に勝たなければなりません。
青森山田の優勝を予想しましたけど、青森山田は簡単ではありませんね。
トーナメントでは守りが超重要ですから、例えば、強固な守備が伝統?の富山第一あたりに接戦に持ち込まれたりとか。
また、昌平(埼玉)と興国(大阪)の対戦は、高校サッカーファンであればたまらないカードだと思います。
勝ったほうがベスト8の進出するのではないかと予想します。
神奈川県代表はインハイチャンピオンを退け出場を決めた日大藤沢、初戦は強豪広島皆実。
こちらも注目のカードですが、勝ったほうがベスト8に進出するのではないかと。
神戸弘陵(兵庫)や五條(奈良)あたりも注目校かと。
2019年のインターハイもベスト4進出の安定して強い尚志(福島)は3回戦で筑陽学園と対戦する可能性があります。
筑陽学園は超強豪東福岡に競り勝ち選手権に出場してきましたが、初戦が、初出場ですが前評判の高い?愛工大名電、注目の対戦かと。
静岡学園も2回戦で長崎総科大附との対戦が濃厚です。
千葉県代表は流経柏を退けた市立船橋ですが、組み合わせをみたときにはベスト8進出は堅いのかなと。
インハイベスト4進出の京都橘もベスト8には進出すると予想しますが、矢板中央(栃木)、大分などの実力校もいますので、簡単ではないと思います。
つまり、ベスト8の対戦は、
- 青森山田v昌平
- 帝京長岡v日大藤沢
- 尚志v静岡学園
- 京都橘v市立船橋
となるのではないかと予想します。
まとめ
以上、ここでは、2019-20の全国高校サッカー選手権の優勝を予想してみました。
予想にあたっては、いくつかの要因を踏まえさせていただきましたが、行きつくところ、全くの私見、個人的な考えによるものであることをお許しくださいm(__)m
ぶっちゃけ!予想を当てるつもりもございません(笑)
この記事をのぞいてくださったみなさんの、冬&お正月の風物詩でもある高校サッカー選手権を楽しむための材料となればと予想させてもらいました。
今年も高校生たちのサッカー大会を応援しましょう!
今回の記事が読んでくださったみなさんのサッカーの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら過去記事の以下もご参照ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。