サッカー選手はどのポジションであれ、程度は異なるにしろ個人練習が必要になります。
個人練習の質によって技術の習得や向上の度合いが変わります。
今回は、ゴールキーパーの個人練習、一人でできる練習を紹介したいと思います。
参考にされて充実した個人練習ができるよう応援します。
目次
個人練習で大事なこと
個人練習、自主練は文字どおり個人で、一人で行う練習ですから、本人の意識、考えで取り組み内容や結果が変わってきます。
意識を高く持って、計画性をもって的確に取り組めば必ずいい結果になります。
一人で行う練習で大事なことは自分で考え、地道?に取り組むことです。
テーマをもって、またしっかりと考えて取り組みましょう。
また、一人で行う練習ですから、練習内容がどうしても基本的な技術の修練に限られてしまいます。
フィジカルの強化であったり、基本的なボール扱い等の基礎的な練習の反復になることが多いです。
単調になりがちですが、やはり意識を高く持って行うことで、内容の濃い練習ができると思います。
つまり、どんな練習をして、どんな結果を出すのかは自分次第(考え/取り組み)であり、
誰にも邪魔されないで行わけですから、しっかりとした考えやイメージをもって取り組むことが大事です。
過去に個人練習、一人で行う練習を紹介していますので、こちらも参考にしていただければと思います。
【個人練習に関する記事】
一人でできる練習
キーパーの一人でできる練習を紹介します。今回も映像をお借りしますのでよろしくお願いします。
・・・それで、はじめに言っておきますけど、
キーパーの練習の場合、一人でできる練習は非常に限られており、付き合ってくれるパートナーがもう一人いると練習のバリエーションが増えます。
紹介する映像をアレンジして練習してもらいたいですね。
↑こちらの練習はキーパーが一人でできる内容が含まれています。
練習のメインはフィジカルトレーニング、体幹トレーニングのようですが、キーパーグローブを着けてボールを手で扱いながら行っていますね。
このメニューはキーパーの個人練習にとても良いと思います。
キーパーはできる限りボールを手で扱う練習をしたほうが良いので、
フィジカル強化が目的のトレーニングにキャッチングの要素を取り入れることで一石二鳥の練習内容になると思います。
このメニューは家の中でもできますね。一人で行う練習としてはとても参考になると思います。
ボールを投げてくれるパートナーがいると練習の効率があがりますね。
ご家族等に付き合ってもらうと良いかもしれません。
↑こちらの映像にも一人でできる練習が含まれています。
小さいボールを使ったキャッチング(ボールに触る、手の出し方がメインだと思いますけど)とキャッチングやセービングのときの体の使い方を習得するための練習です。
ボールを壁に当てることができる家であれば家の中で、ベッドの上でも一人でできる内容です。
この体を倒す練習のときに気を付けてもらいたいのは、上半身が地面に着くときの腕の使い方です。
腕が体と地面に挟まれないように気を付けてください。
この挟まれないような手の使い方を身につける意味でも、良い練習だと思います。
こちらも、ボールを投げてくれるパートナーがいると効果的になると思います。こちらも参考になる練習ですね。
↑こちらの練習も一人で行う練習に参考になります。
メインはキャッチングの練習ですが、ボールを蹴るときに意識をすることでパントキックの練習にもなりますね。
キャッチングのときの手の使い方の基本は、両手で三角形を作るような手の使い方をすることです(バレーボールのトスのときの手と似ています)。
キャッチングの正しい手の使い方を覚えるまではこの練習は良いと思います。
また、この練習をアレンジして、高いボールを蹴り上げ、ハイボールのキャッチの仕方を練習することもできると思います。
このハイボールのキャッチもオーバーハンドとアンダーハンドに区分けして練習すると良いと思います。
キーパーの初心者さん向けになりますけど、一人でできる練習としては良いメニューだと思います。
以上、キーパーが一人でできる練習3つを紹介しました。
個人練習は内容が限られると言いましたけど、やはりフィジカル強化とキャッチング(キーパーの基本技術)が中心となりますね。
キーパーの場合、細かいステップワークも大事になりますから、
ラダー、マーカーなどを使ったアジリティのトレーニングやステップワークのメニューも一人でできると思います。
色々な情報から自分なりの練習メニューを考えてみてください。
ヘルプがあればこんな練習
個人練習、自主練ということで考えたときに、他のポジションに比べ、キーパーは特に内容が限定されます。
一人でもパートナーがいてくれると練習メニューが劇的に広がります。
この記事は一人でできる練習ですけど、一人のパートナーのヘルプがあればこんな良い練習ができますよ、
という練習も紹介しておきたいと思います。
↑こちらの映像のようにシュートをしてくれる、ボールを投げてくれるというヘルプがあればこういう練習ができますよね。
しかも、僕知らなかったんですけど、こんな練習グッズがあるんですね。リフレックスボールというようです。
これはキーパーの手前でボールが変化することに対して対応する練習ができます。
さらに、キーパーの手前に選手を想定したコーンを並べることによって、試合のシチュエーションを再現したなかでの練習ができそうです。
リフレックスボールは3000円ちょっとのようです。チームでキーパー練習用に2~3個欲しいですね。
↑こちらもボールを投げてくれるヘルプがあるとできる練習です。セービングの際の基本的な体の使い方を覚えるための練習ですね。
映像の中で権田キーパーが注意点などを教えてくれていますので、かなり参考になると思います。
ボールを投げてくれる人がいれば、畳の上でも可能な練習だと思います(飛んだらだめですけど)。
まとめ
以上、今回はキーパーが一人でできる練習を紹介しました。
キーパーというポジション上と言いましょうか、練習、トレーニングをヘルプしてくれる人がいるとメニューはたくさんあるんですけど、
一人の場合はフィジカル強化、基礎的な練習に限られてしまいます。
もちろん、フィジカル強化や基礎的な技術の習得は絶対に必要ですから、
繰り返し練習して効果的な結果が出るように取り組んでもらいたいですね。
過去の記事でも、ドリブルやトラップの向上にはボールコントロール技術を向上させることが絶対条件で、
ボールコントロール技術の向上には個人練習が効果的と説明しました。
キーパーも同じように、キャッチングやフィステイング、ディフレクティングは手で行うわけですから、
ボールにたくさん触って手でボールを上手に扱えるようにならなくてはいけませんね。
個人練習でたくさんボールに触りましょう。
また、個人練習は誰にも邪魔されない自分だけの練習のときですから、
自分の考えや取り組み方によって効果が変わります。
良いイメージをもって、考えて練習することをお勧めします。
今回の記事が皆さんのサッカーの参考になればうれしく思います。よかったら、
過去記事の<<【GK】キーパーにお勧めの練習メニュー【サッカー】>>も参考にしてください。