2018年現在、海外のクラブに所属している日本人選手はなんと200人を超えています!凄いですよねぇ。
もちろん欧州、アジア、アメリカなどを含めての人数です。特にアジアが多いんですけど。
そこで、今回は海外でプレーしている、将来の日本サッカーを背負っていってくれるような若手日本人選手を紹介したいと思います。
目次
超有名若手日本人
既に多くの方が認知しておられるであろう、メディアでも取り上げられている超有名若手日本人選手から紹介します。
今後10年、日本サッカー界を背負っていくであろう、海外のクラブに所属している選手たちです。
また、2018年現在で23歳以下の選手を若手としたいと思います。24~25歳くらいになるともう若手とは言えないですよね。
堂安 律(20歳)
FCフローニンゲン(オランダ) MF 尼崎市出身 172cm
2018年現在、若手日本人選手を紹介するときに絶対外せない選手です。
日本サッカー界の将来を背負って立つ筆頭候補ですね。
2017年にオランダのFCフローニンゲンに移籍し、
1年目のシーズンで、リーグ戦&カップ戦合わせて31試合に出場し10得点を記録。
2018年シーズンも開幕からレギュラーとして試合に出場し、チームの中心選手として活躍しています。
残念なことにフローニンゲンは勝ち星に恵まれなくて、リーグ最下位という状況です。
日本代表にも選出され、代表初ゴールも記録しましたね。
2016年には、アジアのユース世代の選手で国際大会等で活躍し、
かつ将来のスター候補選手に贈られるアジア年間最優秀ユース選手に選出されています。
(過去に若手日本人で選出されたのは小野伸二、前田遼一、大久保嘉人、石毛秀樹)
2018年10月には、世界の21歳以下の若手サッカー選手に贈られるコパ・トロフィー(←21歳以下のバロンドール)の最終候補10人に選出されています。
このコパ・トロフィーには堂安以外にエムバペ、アワール、ドンナルンマ、クライファートなど凄まじい面々が選出されています。
海外での堂安への高評価がわかりますね。
このように日本国内だけではなく、海外でも、若手日本人選手で最も注目されているのが堂安であり、
順調に活躍していけば、日本サッカーを背負ってたつ選手になることは間違いないでしょうね。
冨安 健洋(20歳)
シント・トラウデンVV(ベルギー) DF(CB) 福岡市出身 188cm
2018年に海外クラブ、ベルギーのシント・トラウデンVVに移籍した若手日本人選手です。
2017-2018シーズンは出場機会は少なかったようですが、2018-2019シーズンは開幕からレギュラーとして試合に出場しています。
シントには冨安の他に遠藤航、鎌田大地、関根貴大、小池裕太の5人の日本人が所属していますが、
一番若手である冨安がレギュラーとしての実績を誇っています。
堂安と同じ歳で、2人とも常に世代ごとの日本代表にも選出されていて、先日フル代表デビューしましたね。
CBで10代の若手選手が試合に出場するのは初めてのことです。
過去記事でも紹介したことがありますが、
世界的にも日本国内でもCBの選手が欠乏傾向にある状況で、冨安は貴重な選手であり、
順調に活躍していけば今後10年は日本のCBを担っていく可能性が高いです。
海外クラブでの経験を積んで、吉田麻也の後の日本代表のCBを、
また、海外のビッグクラブでプレーするような世界的なCBになってほしいものですね。
個人的な印象ですが、日本人のCBは井原、秋田、松田、中澤、闘莉王など日本代表の名選手がいましたけど、
この選手たちのユースの頃と比較しても、冨安のポテンシャルは高いと思います。
期待したい若手日本人
日本人の若手選手で、海外クラブで活躍している、そんな選手を上げれば堂安や冨安が真っ先に思い浮かびますが、
期待の若手日本人は堂安&冨安以外にもいますよ!
これらの若手日本人選手の活躍にも期待したいです。チェックしておかなければなりませんね。
井手口 陽介(22歳)
SpVggグロスター・フュルト(ドイツ) MF 福岡市出身 171cm
2018年にイングランドのリーズUに移籍しましたが、いろいろな事情から試合への出場機会が少なく、
現在はドイツブンデスリーガ2部のグロスター・フュルトに所属しています。
2018年ロシアワールドカップの最終予選のオーストラリア戦でのゴールが印象に残っていますけど、
若くして日本代表に選出された選手です。
海外クラブに移籍した後は出場機会に恵まれていませんが、
チェックしておかなければならない若手選手のひとりだと思います。
奥川 雅也(22歳)
ホルシュタイン・キール(ドイツ) FW 甲賀市出身 176cm
2015年の19歳のときに海外移籍した注目の選手。
南野と同じザルツブルク(オーストリア)に移籍しましたが、
その後はレンタルでオーストリアの2部で試合に出場しながら、
現在はドイツ2部のホルシュタイン・キールに所属しています。
ドイツメディアからの評価もまぁまぁのようで、今後の活躍次第で注目度が上がってくると思います。
伊藤 達哉(21歳)
ハンブルガーSV(ドイツ) FW 台東区出身 166cm
Jリーグでプレーすることなく海外クラブに移籍した有望な選手が伊藤達哉。
海外クラブの所属がドイツの名門ハンブルガーSVだから驚きます。
2017-2018シーズンにブンデスリーガデビューし、20試合に出場しています。
試合の出場はありませんでしたが、2018年ポイチ・ジャパンにも選出されましたね。
ハンブルガーは現在ブンデス2部に降格していますが、伊藤も出場しているようで、今後の活躍に期待ですね。
宮市亮と同じでJリーグのクラブに所属することがなく、早くから海外クラブに所属した有望な選手です。
注目してほしい若手日本人
海外クラブに移籍したんですけど、もうひとつ活躍できていないんですが、
日本国内では評価の高かった選手たちもいます。
若手選手ですからこれからの活躍を期待したいところですし、頑張ってクラブでのレギュラーをつかんでほしいです。
個人的な思考によるチョイスですがこの選手たちにも注目してみてください。
鎌田 大地(22歳)
シント・トラウデンVV(ベルギー) MF 愛媛県出身 180cm
2015年に鳥栖でJリーグデビュー、3シーズン鳥栖で過ごしますがコンスタントに試合に出場し、鳥栖の中心選手であり、国内では注目されていました。
2017年のシーズン途中で海外移籍を果たします。ドイツの名門フランクフルトです。
加入当時は好調のようでしたが、徐々に出場機会を減らし、2018シーズンはシントにレンタル移籍となります。
シントでは冨安や遠藤航がコンスタントに試合に出場していますが、鎌田も少しずつ出場機会を得ているようです。
若手選手としてJリーグで注目された選手ですから、これからの復活に期待したいところです。
西村 拓真(22歳)
CSKAモスクワ(ロシア) FW 名古屋市出身 178cm
2016年に仙台でJリーグデビュー、2017、2018年と試合に出場し、2018年には2桁得点を記録し、Jリーグ内での注目度が上がっていましたよね。
2018シーズン途中に本田圭が所属したCSKAモスクワに移籍、ロシア・プレミアリーグ&チャンピオンズリーグに出場したようです。
鎌田大地と同じで、若手選手としてJリーグでの活躍が認められ、海外クラブへの移籍になった選手ですので、
Jリーグで活躍したように、海外でも頑張ってもらいたい選手です。
その他
その他の選手を軽んじているわけではありません(笑)
若手と言って良いのかどうか迷う年齢の選手で、海外クラブで活躍する日本人選手もいますよ。
23~25歳くらいの選手を若手と言って良いのかどうか迷ったところでして・・・、
この年齢は若手とは言わず全盛期の選手たちでしょう。
植田直通(24歳)
サークル・ブルッヘ(ベルギー) DF 宇土市出身 186cm
中島翔哉(24歳)
ポルティモネンセ(ポルトガル) MF 八王子市出身 167cm
久保裕也(24歳)
ニュルンベルグ(ドイツ) FW 山口市出身 178cm
南野拓実(23歳)
ザルツブルグ(オーストリア) MF 泉佐野市出身 174cm
浅野拓磨(23歳)
ハノーファー(ドイツ) FW 三重県出身 171cm
現在、日本国内で注目されている選手たちです。海外の所属クラブでの活躍を期待したいところです。
また、過去記事でも紹介しているんですけど、海外クラブだけではありませんが、若手日本人選手も期待の選手たちはいますよね。
橋岡大樹、伊藤洋輝、久保建英、中井卓大などなど、これらの選手も海外のクラブで活躍してほしいものです。
まとめ
以上、今回は若手日本人選手で、海外クラブに所属し頑張っている選手たちを紹介してみました。
堂安や冨安は既にクラブの中心選手で活躍していますけど、他にも有望な若手選手はいますね。
現クラブで活躍して、さらに上のステップを目指して、ビッグクラブや主要リーグでの活躍を期待したいです。
応援してる僕たちも楽しみですし、海外での活躍が日本サッカーのレベルアップにつながると思いますので。
これからも若手日本人選手の活躍や、海外クラブへの移籍に注目していきたいですね。
今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみのお役にたてればうれしく思います。
よかったら過去記事の<<海外の若手有望選手もチェックしてきましょう【サッカー】>>もご一読ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。