サッカーでは世界の国々の中でどこが強いのか!?
そりゃぁブラジルだったりドイツイタリアだったりが強いですよ。
でも、2018年ロシアW杯ではドイツはグループリーグ敗退、イタリアは出場もできませんでした。
そこで、サッカーの世界で強い国はどこなのか、
完全に当サイトの勝手な思考でランキングしてみたいと思います!
※この2022年8月22日現在の実績を基にしています。
目次
強い国とは?

出典:https://www.newvision.co.ug
のっけからややこしい話をさせていただきますけど、そもそも「強い国」っていうのをどう考えるか。
2022年8月22日現在、今この瞬間、強い国はどこなのかと考えれば、FIFAランキングをみればわかります。
この記事を書いている今現在は、1位ベルギー、2位ブラジル、3位フランスとなっています。
けど、1位のベルギーはW杯でも欧州選手権でも優勝したことはありません。
現在のFIFAランキングでは、W杯&欧州選手権を制したことのあるドイツは11位、イタリアは6位です。
ドイツやイタリアって世界の国の中で11番目、6番目の国なんでしょうかねぇ。
このブログの世界ランクの記事で紹介しているんですが、
FIFAランキングというのは、リアルタイム、今現在、強い国をランキングしたもので、
直近の国際試合の結果を、FIFA独自の算出方法によるポイントでランキングされているものです。
つまり、強い国を示す指標のひとつであることは間違いありませんが、
あくまで、今現在!リアルタイム!!の強さをランキングしたものです。
瞬間的な強さであって、過去の実績などはほぼ加味されていないんですね。
そこで、このブログでは、サッカーの強い国はどこなのか!ってことを、
国際大会の実績(W杯、大陸選手権)を基に、W杯が始まった1930年以降約90年間での強さを示したランキングにしてみようと思います。
FIFAランキングは瞬間的な今現在の強さですが、ここでのランキングは約90年間の間の強さです。
90年間の国際大会等の実績を、これまた当サイト独自のポイントで示したいと思っていますが、
例えば、W杯の実績にポイントをつけるとすれば
- 優 勝:6
- 準 優 勝:5
- ベスト 4:4
- ベスト 8:3
- ベスト16:2
- 出 場:1
とか。
また、同じようにオリンピック(U23)、U20W杯、U17W杯の実績、成績をポイント化し、その合計を強さを示す指標にしてみたいと思います。
ただ、始末が悪いのが各大陸選手権でして、
UEFAEuroと南米選手権の開催数や出場国のレベルも違いますし、
アフリカ選手権、アジアカップ、中南米のゴールドカップを同等に比較することが難しい・・・。
そこで、サッカーの強い国を示すための材料としての各大陸選手権については、
各大会の成績を上位から順にポイントを付けようと思います。が!
同等ではないと思っていますので、
アジア、アフリカ、中南米は成績上位から順に10→9→8・・・。
南米選手権は、15→14→13・・・。
欧州選手権は、20→19→18・・・みたいな感じでm(__)m
これらのポイントを合計し、強い国のランキングとしてみます。
また、90年間の国際大会の実績を遡るにあたりまして、
例えば、
ソ連、ユーゴスラビア、チェコスロバキアなどは、過去に好成績を収めていますが、現在は、国の形が変わっていますよね。
ソ連は、ロシアやウクライナなど、
ユーゴは、クロアチア、セルビアなどなど、
また、イングランドは、オリンピックに出場する際には、スコットランドやウェールズを含む「イギリス」として出場しまして、これまた、まあまあの成績を収めています。
ここら辺は、国が分かれる前の成績は、現在の国に加算します。
さらに、女子のサッカーも含めると、各国のサッカーレベルがより明確になると思いましたが、
今回は男子のみとしたいと思います(女子はまた別の機会に)。
強い国エントリー
世界の全ての国をランキングするのはキリがないので、
W杯でベスト16に残ったことのある国(←日本もエントリーさせたいので(笑))を強い国ランキングのエントリーとしてみたいと思います。
なお、このエントリーでW杯での勝ち分け数による勝ち点は( )内に示しめしてみますね。
このW杯の勝ち点だけで、強い国のランキングのポイントではありませんが、強い国を示す例にはなるかと思います。
W杯優勝国
- ブ ラ ジ ル(237)
- ド イ ツ(221)
- イ タ リ ア(156)
- アルゼンチン(144)
- フ ラ ン ス(115)
- イングランド(108)
- ス ペ イ ン(105)
- ウ ル グ ア イ(84)
W杯準優勝国
- オ ラ ン ダ(93)
- ク ロ ア チ ア(86)
- スウェーデン(70)
- ハ ン ガ リ ー(48)
- チ ェ コ(41)
ベスト4
- ロ シ ア(69)
- ベ ル ギ ー(69)
- セ ル ビ ア(55)
- ポ ー ラ ン ド(53)
- ポ ル ト ガ ル(48)
- オーストリア(40)
- チ リ(40)
- ア メ リ カ(30)
- 韓 国(27)
- ブ ル ガ リ ア(17)
- ト ル コ(16)
ベスト8
- メ キ シ コ(62)
- ウ ク ラ イ ナ(58)
- ス イ ス(44)
- コ ロ ン ビ ア(30)
- ル ー マ ニ ア(29)
- コ ス タ リ カ(20)
- カ メ ル ー ン(19)
- ペ ル ー(18)
- ガ ー ナ(15)
- 北アイルランド(14)
- ア イ ル ラ ン ド(14)
- セ ネ ガ ル(12)
- ウ ェ ー ル ズ(6)
- キ ュ ー バ(4)
- 北 朝 鮮(4)
ベスト16
- スロバキア(42)
- ナイジェリア(21)
- 日 本(20)
- サウジアラビア(11)
- モ ロ ッ コ(11)
- オーストラリア(10)
- ノルウェー(9)
- ギ リ シ ャ(8)
以上、47か国をエントリーとさせていただきます。
この各国のW杯の勝ち点に、W杯、大陸選手権、U20、U17、オリンピックの成績をポイント加算してランキングしてみます。
この90年で本当に強い国はどこなのか!?
強い国ランキングベスト10
それでは!強い国ベスト10!
換算したポイントは、当ブログ独自の算出方法で、W杯の勝ち分け、W杯、U20、U17、オリンピック、大陸選手権の成績(優勝とかベスト8とか)、FIFAランキングの最高順位などをポイント換算したものです。
第1位.ブラジル
ポイント:466p
W 杯:出場21回(優勝5回)←1位
W杯成績:73勝18分18敗(0.835)
U 20:出場18回(優勝5回)←1位
U 17:出場17回(優勝4回)←1位ではない!
五 輪:出場13回(金メダル2回)
大陸選手権:出場37回(優勝9回)
FIFAランキング:最高1位
レジェンド:ペレ、ガリンシャ、ジーコ
やはり1位はブラジル。W杯の成績は圧倒的です。
FIFA主催の国際大会であるW杯、U20W杯、U17W杯、またオリンピック、大陸選手権の全ての大会で優勝しているのは、ブラジルとフランスの2か国だけ!
第2位.ドイツ
ポイント:390p
W 杯:出場19回(優勝4回)
W杯成績:67勝20分22敗(0.798)
U 20:出場11回(優勝1回)
U 17:出場10回(準優勝1回)
五 輪:出場13回(金メダル1回)
大陸選手権:出場13回(優勝3回)←1位
レジェンド:ベッケンバウワー、ルムメニゲ、マテウス
強い国ランキング2位は、やはりドイツ。
ブラジルとの差は、U20、U17の成績によるものでしょう。
第3位.イタリア
ポイント:290p
W 杯:出場18回(優勝4回)
W杯成績:45勝21分17敗(0.795)
U 20:出場7回(最高成績3位)
U 17:出場8回(最高成績4位)
五 輪:出場15回(金メダル1回)
大陸選手権:出場10回(優勝2回)
FIFAランキング:最高1位
レジェンド:リベラ、バッジョ、カンナバーロ
3位はイタリア。
実は、4位のアルゼンチンと同点となりましたが、通算対戦成績でアルゼンチンに勝ち越していますので、イタリアを3位に。
W杯での成績はブラジル、ドイツに次ぎます。
しかしU20、U17に力を入れてこなかったことが響いていますかね・・・。
意外と大陸選手権(欧州選手権)で、ドイツ、フランス、スペインに先行されています。
第4位.アルゼンチン
ポイント:290p
W 杯:出場17回(優勝2回)
W杯成績:43勝15分23敗(0.716)
U 20:出場16回(優勝6回)←1位
U 17:出場14回(最高成績3位)
五 輪:出場9回(金メダル2回)
大陸選手権:出場43回(優勝15回)←1位タイ
FIFAランキング:最高1位
名選手:マラドーナ、メッシ
マラドーナ、メッシの国アルゼンチンは4位。
U20の優勝回数は圧巻!
第5位.スペイン
ポイント:244p
W 杯:出場15回(優勝1回)
W杯成績:30勝15分18敗(0.714)
U 20:出場15回(優勝1回)
U 17:出場10回(準優勝4回)
五 輪:出場11回(金メダル1回)
大陸選手権:出場11回(優勝3回)←1位
FIFAランキング:最高1位
レジェンド:スアレス、ラウル、イニエスタ
隣のライバル国フランスをおさえて5位はスペイン。EURO優勝3回はドイツと並び1位。
フランスと成績や実績は同じですが、U20、U17に力を入れてきたかどうかの差でしょうか。
第6位.フランス
ポイント:221p
W 杯:出場15回(優勝2回)
W杯成績:34勝13分23敗(0.712)
U 20:出場7回(優勝1回)
U 17:出場7回(優勝1回)
五 輪:出場13回(金メダル1回)
大陸選手権:出場10回(優勝2回)
FIFAランキング:最高1位
レジェンド:コパ、プラティニ、ジダン
5位のスペインとほぼ横一線。
前述しましたとおり、サッカーの国際大会のW杯、大陸選手権、オリンピックなど全ての大会で優勝しているのはブラジルとフランスしかありません。
第7位.イングランド
ポイント:212p
W 杯:出場15回(優勝1回)
W杯成績:29勝21分19敗(0.724)
U 20:出場11回(優勝1回)
U 17:出場4回(優勝1回)
五 輪:出場10回(金メダル3回)←1位
大陸選手権:出場10回(準優勝1回)
FIFAランキング:最高3位
レジェンド:ボビー・チャールトン、キーガン、リネカー
サッカーの母国イングランドは7位です。FIFAランキング最高は3位。
直近の欧州選手権での優勝のチャンスがありましたが惜しくも準優勝。
オリンピックの金メダル獲得は3回で1位!「イギリス」ですけど。
第8位.ウルグアイ
ポイント:177p
W 杯:出場13回(優勝2回)
W杯成績:24勝12分20敗(0.642)
U 20:出場15回(準優勝2回)
U 17:出場6回(準優勝1回)
五 輪:出場3回(金メダル2回)
大陸選手権:出場45回(優勝15回)←1位
FIFAランキング:最高2位
レジェンド:スキアフィーノ、フランチェスコリ、レコバ
強い国ランキング8位はウルグアイ。
サッカーの国際大会が始まった1930年代当初に強かったことが影響しています、正に古豪!
コパ・アメリカの優勝回数はアルゼンチンと並び最多です(15回)。
第9位.オランダ
ポイント:176p
W 杯:出場10回(準優勝3回)
W杯成績:27勝12分11敗(0.780)
U 20:出場4回
U 17:出場4回(最高成績3位)
五 輪:出場8回(銅メダル3回)
大陸選手権:出場10回(優勝1回)
FIFAランキング:最高1位
W杯準優勝3回、欧州選手権優勝1回、FIFAランキング1位などの実績を誇るサッカー強豪国のオランダです。
しかし、アンダー世代の大会にはあまり興味がないようです。
第10位.クロアチア
ポイント:176p
W 杯:出場13回(準優勝1回)
W杯成績:11勝4分8敗(0.652)
U 20:(優勝1回)
U 17:出場なし
五 輪:出場11回(金メダル1回)
大陸選手権:(準優勝2回)
FIFAランキング:最高3位
レジェンド:シュケル、ボバン、モドリッチ
サッカーの強い国ランキングはクロアチア!
旧ユーゴスラビアの成績が加わっています。
以上、90年間の強い国ランキングベスト10はこのようになりました。
W杯で優勝したことのある国は全てベスト10にランクイン。
1位から8位までが、W杯で優勝経験のある国。
次ぐのが、オランダ、クロアチア。
クロアチアの場合は、旧ユーゴスラビアの成績を加えていますけど。
ランキング11位以下
次に強い国ランキング10位以下を一気に紹介します。
我らが日本が出てくるまで(笑)
11位(156p)ロシア
W杯の最高成績は4位ですけど、オリンピック、U20、U17、またEUROの全てに優勝しています。ソ連時代の実績ですが。
レフ・ヤシン、リナト・ダサエフなど、世界的なGKを輩出しました。
12位(154p)メキシコ
欧州、南米以外の国の最高位は、中南米の雄メキシコでした。
オリンピックで金メダルを1度、U17W杯では2回の優勝を誇ります。
13位(144p)スウェーデン
古豪(ごめんなさい)のイメージが強いスウェーデンが13位。
イブラヒモビッチは強烈なインパクトを残しましたね!(笑)
14位(141p)セルビア
14位はセルビア、旧ユーゴの成績を引き継いでいます。
国が分かれなければ、どれだけ強かったんだろうと、考えさせられます。
ストイコビッチ、ミハイロビッチ、ミヤトビッチなどなどタレントも豊富でした。
15位(128p)ウクライナ
15位はウクライナ、ソ連の実績を引き継いでいます。
ソビエト時代の代表選手にもウクライナ出身の選手が多く、
ソ連時代のバロンドール受賞のブロヒンやベラノフもウクライナ出身。
また、シェフチェンコもバロンドーラーとなりました。
実質、3人のバロンドーラーを輩出しているウクライナです。
16位(124p)ベルギー
2022年までの近年、FIFAランキングでほぼほぼ1位近辺にいるベルギーは、90年間でみると16位になりました。
世界的な大会での優勝はありません。
17位(105p)ポルトガル
Cロナの出現で世界的に注目を浴びた感のあるポルトガルは17位。
個人的には、U20W杯を連覇した際の、パウロ・ソウザ、ジョアン・ピント、フェルナンド・コウト、ルイ・コスタ、ルイス・フィーゴの時代のポルトガルが好きでしたが。
18位(105p)ポーランド
もしかしたら地味なイメージをお持ちの方が多いのではないかと思ってしまいますポーランドが18位。
当ブログ管理者のアイドルであるズビグニェフ・ボニエクのポーランドです!
レヴァンドフスキのポーランドになってしまいましたが(笑)
19位(98p)ナイジェリア
アフリカの最高位は、スーパーイーグルスナイジェリア。
U17W杯の優勝回数は5回で、ブラジルと並んでいます。
20位(93p)チェコ
古豪?チェコが20位。
当ブログ管理者の大好きな国です。レジェンドたちの名前だけ書いておきます(笑)
- ペトル・チェフ
- ヤンクロフスキ
- パヴェル・ネドベド
- カレル・ポドルスキー
- トーマス・ロシツキー
- ヤン・コレル
- ミラン・バロシュ
ぐぬぬ、いつまでたっても日本が出てこない涙
21位以降を少し飛ばしますが、
↓↓↓
30位(67)日本
我らが日本は30位という結果でした。
W杯の最高成績は、ベスト16(←3回)
U20W杯の最高成績は準優勝!!1999年日本版黄金の世代!
U17W杯の最高成績はベスト8が2回。
オリンピックは、銅メダル1回。
大陸選手権アジアカップは優勝4回で1位!
世界の壁は厚いですねぇ 泣
サッカー強い国ランキング11~20位、及び日本の順位は29位でした。
最後にサッカー強い国ランキングをまとめておきます。
繰り返しますが、当ブログによる勝手なポイント算出の結果です。
- ブラジル
- ドイツ
- イタリア
- アルゼンチン
- スペイン
- フランス
- イングランド
- ウルグアイ
- オランダ
- クロアチア
- ロシア
- メキシコ
- スウェーデン
- セルビア
- ウクライナ
- ベルギー
- ポルトガル
- ポーランド
- ナイジェリア
- チェコ
- デンマーク
- アメリカ
- スロバキア
- チリ
- スイス
- 韓国
- オーストリア
- ガーナ
- パラグアイ
- 日本
↑こんな感じでした。
まとめ
以上、サッカーの強い国ランキングということで、当ブログ独自のランキングをやってみました。
過去90年間の各国の実績を基にポイント化しまして、順位をつけてみました。
・・・ポイントの算出具合で順位は変わりがちなのは、内緒にしてくださいm(__)m
今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみにお役にたてればうれしく思います。
よかったらランキング関連記事の<<【歴代】各国のディフェンスラインのランキング【サッカー】>>も目をとおしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。