スポーツ選手の年俸は凄い金額です。
メイウェザー(ボクシング)は313億円?レブロン・ジェームス(NBA)は94億円?
錦織K(テニス)は38億円?田中マー君(MLB)は23億円ですって。
サッカー選手、それも日本人選手の稼ぎ具合はどうなんでしょう。
今回は日本人サッカー選手の年俸を調べてみました。
目次
年俸と年収
※各選手の年俸は他サイト様を参考にさせていただいています。
スポーツ選手の年俸の構成は、それぞれのスポーツによって異なります。
例えば、サッカーや野球、バスケットなどのチームスポーツは、一定期間の契約による給料設定になります。
ゴルフ、テニス、ボクシングなどの個人競技は試合での賞金が給料になります。
会社勤めと自営業の違いと似ていますね。
年俸はそれぞれのスポーツの契約や賞金による給料ですが、
それ以外の収入にボーナスやスポンサー収入などのその他の収入もあります。
年俸とボーナスやスポンサー収入などを全部合わせてものが年収ということになります。
スポーツ選手のスポンサー収入を調べてみると、
テニスのフェデラーは68億円、
サッカーのCロナは36億円、
日本人では大谷翔平が20億円、
錦織Kが18億円ほどらしいです。
年俸以外のスポンサー収入ですよ、それも1年間の!
サッカーやテニスなどそれぞれの選手のメインの仕事での年俸以外に、アルバイト?雑収入?の額ですよ!
・・・自分のDNAにがっかりするばかりです・・・(笑)
今回、日本人サッカー選手の年俸を考えるにあたっては、このスポンサー収入等は省いて、
メインの仕事であるサッカーの給料で考えてみることにします。
それも、現役選手、引退した選手を含め、生涯年俸(←サッカーの年俸でどれだけ稼いだか)をみてみたいと思います。
スポンサー収入などは調べてもわからないですから。
中田英、中村俊輔、小野伸二、本田圭佑、香川真司など外国で活躍した選手や、
日本代表で活躍した選手から、稼いでいそうな選手をピックアップしてみます。
日本人選手ずらり
香川 真司(73億円)
- C大阪 380~7000万円
- ドルトムント 3億円
- マンU 12億円
- ドルトムント 6億5000~12億円
2006年にC大阪とプロ契約、年俸380万円でスタート、
2011年にドルトムントに移籍し年俸は3億円、
2013年からマンUに移籍し年俸は12億円、
2015年に再びドルトムントに移籍し年俸は6億~12億を推移。
もちろん、現役選手ですが、プロ契約してから稼いだ年俸は14シーズンで73億円!
おそらく、日本人サッカー選手で1位です。
最高年俸はマンUのときの12億円で、これもおそらく日本人選手の1位だと思います。
欧州のビッグクラブでプレーした香川がやっぱり稼いでいます。
本田 圭佑(44億円)
- 名古屋 450~2000万円
- フェンロ 8200万円
- Cモスクワ 4億円
- ミラン 5億円
- パチューカ 4.5億円
- メルボルン 3.2億円
2005年に名古屋と450万円でプロ契約、
2008~2009年がフェンロで8200万円、
2010~2013年がCSKAモスクワで4億円、
2014~2016年がミランで5億円、
2017年がパチューカで4.5億円、
2018年からメルボルンで3.2億円。
トータル15シーズンで44億円稼いでいます。
最高年俸はミランのときの5億円(←香川の半分にも満たない)。
もちろん、本田圭の場合は、自分の事業などその他の収入がたくさんあるんじゃないかと思います。
長友 佑都(25億)
- F東京 300~2500万円
- チェゼーナ 1.1億万円
- インテル 1.1億~4.3億円
- ガラタサライ 4.3億円
2008年にFC東京とプロ契約して以降、チェゼーナに移籍し年俸が1億円ほど、
世界的なビッグクラブであるインテルで4億円、
トータル11シーズンで25億円稼いでいます。
最高年俸はインテルのときの4.3億円です。
マンU、インテル、ミランという世界のビッグクラブでプレーした香川、本田圭、長友の3人を比較してみると、
香川の年俸がいかに凄いかがわかると思います。
年俸の額は選手としての価値を表しますから、香川の評価もわかると思います。
もちろん、本田圭や長友が評価が低いわけではありませんで、香川の評価が凄いということです。
中田 英寿(20億円)
- 平塚 1000~4000万円
- ペルージャ 8100万円
- ローマ 2.5億円
- パルマ 4億円
- ボローニャ 4億円
- フィオレンティーナ 9500万円
- ボルトン 2000万~2.7億円
パイオニア中田英は引退するまで12シーズンで約20億円稼ぎました。
中田英の場合は、年俸以上にスポンサー収入を含むその他の収入が多かったみたいですね。
サッカーの年俸としては最高額がパルマ、フィオレンティーナのときの4億円です。
現役最後となるボルトンでの年収は2000万円だったようです。
中村 俊輔(26億円)
- M横浜 400~6000万円
- レッジーナ 6000万~1.5億円
- セルティック 2.4億円
- エスパニョール 1.6億円
- M横浜 1.3~1.5億円
- 磐田 1.4億円
レフティ中村俊輔は、ビッグクラブでのプレーはありませんが、イタリアやスコットランドでプレーしました。
マリノスでの400万円から始まり、現在も磐田で1.4億円でプレーしています。
22シーズンで約26億円稼ぎました。
最高年俸はセルティックのときの2.4億円です。
小野 伸二(16億円)
- 浦和 400~3000万円
- フェイエノールト 1~2億円
- 浦和 1億円
- ボーフム 8000万円
- 清水 5000万円
- シドニー 4800万円
- 札幌 3500~5000万円
日本人で唯一欧州のクラブ大会での優勝経験者。
浦和での400万円から始まり、日本や海外クラブを行ったり来たりしながら現在に至ります。
21シーズンで16.5億円ほど稼ぎ、最高年俸はフェイエノールトのときの2億円です。
日本代表の中心プレーヤーだった中田英、俊輔、小野伸二の3人を比較してみました。
稼働年数の多い少ないのもあるでしょうが、俊輔が最も多く稼いでいます。
中田英は引退が早かったので年俸レベルではこれくらいの金額となっているようです。
長谷部 誠(37億円)
- 浦和 370~3600万円
- ヴォルフスブルク 8000万~2億円
- ニュルンブルグ 3億円
- フランクフルト 5.2~6億円
我らが日本代表のキャプテン長谷部は、浦和の370万円でスタートし、現在はフランクフルトで年俸6億円!
年俸6億円は香川に次ぐ2番目の金額になります。
欧州でのプレー期間も1番長い日本人選手です。19シーズンで年俸のトータル37.7億円稼いでいます。
年俸がずっと上がり続けているのも凄いことです。
岡崎 慎司(34億円)
- 清水 450~3500万円
- シュトゥットガルト 1.4億円
- マインツ 3.8億円
- レスター 4.5億円
シュトゥットガルトに移籍して以来ドイツやイングランドでコンスタントに試合に出場し活躍してきた岡崎。
岡崎も年俸が下がったことがなく、年俸最高額は現在のレスターでの4.5億円。
清水での450万円からスタートし、15シーズンで34.6億円稼いでいます。
ん~ちょっと意外でしたけど、評価が高いんでしょうね。
吉田 麻也(26億円)
- 名古屋 360~1600万円
- フェンロ 1億円
- サウザンプトン 3~3.9億円
最近は出場が少なくなってきたようですが、オランダ、イングランドでプレーする日本代表センターバックの麻也選手。
日本代表の歴代のセンターバックで唯一海外クラブでプレーする選手です。
名古屋での360万円からスタートし、12シーズンで年俸の総額26.8億円です。最高年俸は3.9億円。
ビッグクラブでプレーしたわけではありませんが、
欧州のクラブでコンスタントに試合に出場し続けてきた長谷部、岡崎、吉田の3選手を比較しました。
3人とも思ったより稼いでいると思いませんか。
安定して活躍していてクラブからの評価も高いという証でしょうね。
遠藤 保仁(18億円)
- 横浜F 340万円
- 京 都 800~1200万円
- G大阪 3000万~1.5億円
日本代表の最高キャップの持ち主であるヤット、ずっとJリーグでプレーしています。
21シーズンで約18億円の年俸総額になります。最高年俸は1.5億円です。
中村 憲剛(10億円)
- 川崎F 600万~1億円
日本代表でも活躍し、川崎Fのレジェンドと言っても良いでしょう中村ケンゴー。
ヤットと同じようにJリーグで16シーズンで約10億円の年俸総額です。最高年俸は1億円です。
中澤 佑二(13億円)
- V川崎 500~1500万円
- 横浜M 2500万~1.2億円
長い間日本代表のセンターバックを務め、ずっとJリーグでプレーした中澤(ブラジル留学経験はありますが)。
22年間の稼働で約13億円の年俸総額、最高年俸は1.2億円です。
ヤット、中村ケンゴー、中澤はJリーグを支えてきたスター選手であり、
年俸はJリーグの選手では高額になるのですが、
海外クラブでプレーした選手と比較してみると、やはり差がありますね。
海外クラブでプレーした日本人選手が全て成功したわけではありませんが、
これらの日本人選手の年俸をみてみると、
やはり、海外クラブに所属し、一定期間活躍して、クラブやファンからの評価が高くならないと、
年俸は上がっていかないんですねぇ。
プロのサッカー選手になりたい方! 海外を目指せ!!
その他年収もろもろ
日本人のサッカー選手の年俸、それも年俸の総額について紹介してきましたが、
その他、単年度の年俸額なども含め、年俸のもろもろを紹介します。
年俸総額
- 三浦 知良 25億円
- 田中 闘莉王 14億円
- 川口 能活 11億円
- 今野 泰幸 10億円
- 川島 永嗣 8億円
キング・カズは34シーズンを経て現役選手ですが、これまでに25億円稼いでいます。
稼働期間が長いので他の選手とは比較できないかもしれませんけど。
海外でプレーしたことのあるGKでは川口と川島がいますけど10億円前後ですね。
フィールドの選手と比べるとGKの年俸は低いのかもしれません。
高額年俸
- 酒井 高徳 5.3億円
- 細貝 萌 3.1億円
- 乾 貴士 3億円
- 内田 篤人 2.5億円
- 高原 直泰 1.6億円
- 武藤 嘉紀 1.3億円
- 酒井 宏樹 1.2億円
- 柴崎 岳 1億円
単年度の年俸額でみてみると、酒井高徳の年俸が目につきます。
別格の香川は別として、長谷部キャプテンに少し及ばないものの、本田圭や長友、岡崎などの年俸を超えています。
細貝も目につきますね。全盛期はドイツで常に試合に出場していましたからね。
高原の最高年俸は浦和に所属していたころのことです。
日本人総額(野球)
- イチロー 189億円
- 田中 将大 167億円
- 松井 秀喜 110億円
- 黒田 博樹 108億円
日本人高額年俸(野球)
- ダルビッシュ 22.8億円
- 田中 将大 22億円
- イチロー 18億円
- 黒田 博樹 16億円
まぁ、比較するものでもありませんけど、日本人メジャーリーガーの年俸はこんな感じです、ヤバみ(笑)。
まとめ
以上、今回は日本人サッカー選手の年俸を紹介しました。
単年度の年俸という比較もありますが、総額でどれだけ稼いだのかという見方もあり、
サッカーへの楽しみなどに繋がるかもしれません。
日本人選手という縛りで考えましたが、それにしても、香川真司が突出していますね。
意外だったのが岡崎慎司や長谷部キャプテン、酒井高や細貝など。
やっぱり、海外クラブそれもイングランドやドイツなどは年俸が高額になる傾向にあるんでしょうね。
サッカー以外のスポーツとの比較対象としてMLBで活躍してきた日本人選手の年俸等も紹介してみました。
ダルビッシュや田中マーくんはまだ現役ですので、引退するまでにどれだけ稼ぐのやら。
今回の記事が皆さんのサッカーのお役に立てればうれしく思います。
よかったら過去記事の<<サッカーの走行距離の平均は?メッシは7~8km少なっ!>>もご一読ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。