子供さんが自宅でできる効果的な練習【サッカー】

サッカーの練習、自宅でできるメニューにはどんなものがあるんでしょう。

中学生や高校生などはフィジカルトレーニングを自宅で行うことが多くなると思いますが、

小学生やキッズなどのサッカーを始めたばかりの子供さんは、どんな練習が良いのでしょう。

今回は、子供さんが自宅でできるお勧めの練習を紹介します。

目次

自宅での練習の考え方

小学生や小学生以下の子供さんは、まだまだサッカーを始めたばかりの段階と想定しますね。

小学生でも高学年でサッカーをおよそ3年以上やっているんであれば、かなり上手な子供さんもいます。

初心者さんと熟練した選手では、自宅での練習、自主練の考え方は違うものになりますが、

ここでは、初心者さんを対象に考えていきます。

 

子供さんが自宅でやる練習は、自主練になりますので、基本的には子供さんがやりたい練習をやるのが一番良いです。

ただ、サッカーの初心者である子供さんは、なによりもボールに慣れる、ボールコントロールの技術を上げるということを考えて練習されることが良いでしょう。

ボールに慣れることでボールコントロール技術を上げる、

ボールコントロールを技術を上げることによってキック、トラップ、ドリブルなどサッカーの実戦で使うサッカー技術の習得、向上に繋がっていくのです。

繰り返し繰り返し行うことで必ずボールコントロール技術は向上していきます。

子供さんの自宅で行うサッカーの練習は、たくさんボールに触る機会を作って、

ボールコントロール技術を高めるということを意識してくださいね。

お勧めの練習

たくさんボールに触ることが自宅での練習で考えてもらいたいことです。映像をお借りして説明したいと思います。

↑自宅、家の中で行うボールタッチの練習です。

この映像の方はかなり熟練されていますので、ボールタッチも上手です。

初心者の方、サッカーを始めたばかりの子供さんは、いきなりこんなに上手にはできないと思いますけど、

繰り返し繰り返し練習することによって、この方のようなボールタッチができるようになると思います。

↑こちらも自宅、家の中で行うボールタッチの練習です。

この映像の選手は小学4年生だとのことですが、結構上手ですね。

この練習はシザースというフェイントを繰り返し行っているところですね。

フェイントの練習は、ボールを扱うときの体の使い方を身につけることになりますので、

このような練習もボールコントロールを向上させるために有効です。

↑こちらはボールリフティングを行っています。

座ってボールを扱ってみたり、両足で挟んだり、背中に乗せたりと体のいろんな部位を使ってボールを扱っています。

たくさんボールに触るということにおいては最適な練習だと思います。

特に、サッカーを始めたばかりの子供さんにはうってつけの練習です。

ボールもサッカーボールでなくても、柔らかいボールでもリフティングボールでも良いと思います。

↑こちらは家の中ではありませんで、自宅に駐車場などのちょっとしたスペースがあれば、こんなドリブルの練習ができます。

マーカーを並べてその間をドリブルするという練習ですが、この練習もボールコントロール技術を向上させるのに良い練習です。

くれぐれも、車が通るなど危ない場所ではやらないでくださいね。

↑こちらも自宅で、家の中ではなく、駐車場やお庭などでできる練習です。

ボールリフティングですけど、楽しそうにやっていますね。

家の中ではサッカーボールを使いにくいこともあると思いますけど、

外であれば、サッカーボールを使って練習できると思います。

↑こちらは、自宅で、家の中になりますけど、子供さんでも幼児さんのボールタッチの練習ですね。

ボールに慣れる、ボールに触るということを考えたときには、このような練習がたいへん参考になります。

このように、小さいボールを使って、遊び感覚で練習できれば良いと思います。

 

以上、6つの映像をお借りしましたけど、これらを参考にされて子供さんの自宅での練習を考えていただければ良いと思います。

自宅ですから、家の中、家の外(駐車場やお庭など)でできる練習ということで紹介してみました。

それぞれの自宅の都合?環境?に合わせてアレンジされることをお勧めします。

自宅練習の注意点

子供さんが行う自宅での練習で気を付けてもらいたいことがあります。

それは、子供さん方が自宅での練習を「楽しい」と感じることです。

楽しくなければ、練習を継続することが難しいです。

サッカーで使える技術の習得、向上に繋げていくには、継続することが絶対条件です。

ですから、継続してボールに触る工夫が必要になります。

 

幼児の方や始めたばかりの子供さんは、ボールに触りだしたとしても、すぐには上達しません。

極端な話かもしれませんが、毎日毎日、繰り返し繰り返し練習することで、少しずつ上達していきます。

そう考えたときに、子供さんが一人でボールに触ったとしても、楽しいと感じることはあまりないと思います。

ボールに触ることでお父さんやお母さん、またお兄ちゃんやお姉ちゃんなどと一緒に楽しむということで、子供さんも楽しさを感じると思います。

ですから、サッカーがある程度上手になって、自分の意志で練習をするという時期になるまでは、誰かが関わることが必要です。

サッカーが楽しくなるきっかけになるのは、誰かの影響をうけたときであったり、

言い方が悪いかもしれませんが、サッカーの練習をするとお父さんやお母さんが喜んでくれる、などの感情であったりします。

きっかけは遊び感覚でも良いですし、むしろ、遊びでボールに触ることのほうが多いと思います。

そのボール遊びを続けていくうちに、サッカーがもっと上手になりたいという感情がでてくることを期待したいですよね。

継続して練習するには、ボールに触ることが、ボールを使った練習が楽しいと感じることが最も大事なことです。

この楽しむということを意識してもらいたいです。

まとめ

以上、今回は子供さんが自宅でできる効果的な練習を紹介しました。

自宅でできる練習は、個人練習になりますので、できる練習は限られます。

しかも、子供さんということであれば、極端なフィジカルトレーニングなどはあまりお勧めできません。

ボールに慣れる、ボールにたくさん触るという練習によって、

サッカーの実戦で必要になるボールコントロール技術を向上させるということが、

最も効果的な、子供さんに向いている練習だと思います。

くれぐれも、継続しなければ効果は期待できませんから、ボールに触ることを楽しむ、自宅での練習を楽しむということを意識してください。

今回の記事が読んだ下さった皆さんのサッカーのお役に立てればうれしく思います。

よかったら、過去記事の<<サッカーは楽しい!そう感じる練習メニューを考えてみました>>もご参照ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。