サッカーのトラップの種類を全部覚えちゃいましょう

サッカーに絶対に必要な技術であるボールコントロール。

ボールを止めて、ボールを運んで、またボールを蹴ったり弾いたりすることです。

このボールコントロールの中でも最も重要な技術がボールを止めるというトラップです。

今回はこのトラップの種類を紹介しますので、ここでトラップを完全に覚えてしまいましょう。

目次

トラップとは(おさらい)

出典:https://issoccer101.weebly.com

過去記事でトラップのコツや練習方法を書いていたんですが、そもそもトラップとは?ということを詳細に説明していませんでしたm(__)m

今回ここで、サッカーをしている人もしていない人も、トラップについて完全に覚えてしまいましょう。

 

トラップ(Trap)とは、飛んできたボールを身体の一部で受け止めて、次のプレーをしやすい位置にボールを移動させることです。

ボールを止めるということだけではないんですね、

止める+ボールを移動させる(←次のプレーのために)=トラップ

ということなんです。

ボールを止めるだけのプレーであればストップ、ストッピングなどと言います。

トラップとストップというプレーはちょっと違いますので、正確に覚えておきましょう。

トラップの種類

次にトラップの種類も覚えてしまいましょう。

トラップの種類で覚えるのは、トラップする体の部位と、トラップの方法の2つです。

トラップする体の部位については、本来、体のどの部分でも良いんです。

お腹でも、なんだったら、おしりでも顔面でも背中でも(笑)

しかし、サッカーでは通常、

  • 足の裏
  • 足の甲(つま先も含みます)
  • 足の内側
  • 足の外側
  • 太もも

でトラップをします。

一応、頭でもトラップすることもあるんですが、非常に稀ですね。

トラップをする部位というのは、結局のところボールを扱う部位、ボールをコントロールする部位ですから、

自分に向かってくるボールの状態(高さ、強さなど)に応じて、自分の得意な部位でコントロールすることが多いです。

このトラップをする部位も覚えておきましょう。

 

今度はトラップの方法を覚えましょう。トラップの方法は2つです。

  1. クッションコントロール
  2. ウエッジコントロール

の2つの方法があります。こちらは映像で確認しましょう。

まずはクッションコントロールから。こんな感じのトラップです。

↑自分に向かって飛んできたボールを、空中に浮いた状態でボールに触ります。

さらに、ボールの勢いを緩めないとボールをコントロールすることができないので、

ボールに触った部位を、ボールの勢いにあわせて「クッションのように引く」のです。

つまり、トラップする部位で、飛んできたボールを、クッションのよう扱うんです。

これがクッションコントロールというトラップの方法です。

 

もうひとつのウエッジコントロールはこちらです。

↑このように、自分に向かって飛んできたボールを、一度地面でバウンドさせて、

そのバウンドしたボールの跳ね返り際でボールに触る、これがウエッジコントロールという方法です。

この2つのトラップの方法の違いは、ボールを地面にバウンドさせるかさせないかの違いです。

 

このようにトラップの種類は?と考えたときに、

1.トラップをする部位

  • 足の裏
  • 足の甲
  • 足の内側
  • 足の外側
  • ふともも

2.トラップの方法

  • クッションコントロール
  • ウエッジコントロール

と、このような種類に分けられます。

この種類も覚えてしまいましょう。

トラップはもの凄く大事です

サッカーの基本技術であるボールコントロールの中でも、トラップはもの凄く大事な技術です。

サッカーのボールコントロール技術とはキック(シュート、パスなど)、ドリブル、トラップなんですけど、

このトラップができなければ、キックやドリブルもできません。

サッカーの試合ではボールは動いていますので、キックやドリブルをするために、ボールをコントロールしなければなりません。

そのためにトラップというボールコントロールが必要になるんです。

サッカーをやりたい、サッカーが上手くなりたいと考えるのであれば、ボールコントロール技術を磨かなければならないんですが、

このトラップという技術をおろそかにしないようにしないといけませんね。

トラップの上手い選手は、ボールコントロールが上手い選手であり、サッカーが上手い選手、ということで間違いありません。

 

トラップというものをベルカンプで確認してみましょう。

プロのサッカー選手の中でも、レジェンド級のトラップの名手ですから、参考になるかどうか・・・(笑)

 

サッカーを始めたばかりの選手であれば、

ボールを体のどこかで1回止めて、そしてボールを移動させて、それから次のプレーに移る、という活動をするんですけど、

トラップというのは、止めるとボールを移動させる(置く)という、本来2つのプレーを同時にやっちゃう技術なんです。

ベルカンプの映像の中にも見事なトラップがありますね。

サーカスみたいなお洒落なトラップもいくつかありましたけど、ボールコントロール技術が神レベルだからこそできるプレーだと思います。

 

トラップの練習方法、トラップのコツについてはこのブログの中で書いていますので、トラップを磨きたい方は是非ご覧になってください。

まずはぴたっと止めよう!トラップのコツ【サッカー】

【お勧め】トラップの練習は一人でやるべし【サッカー】

 

今回のテーマはトラップの種類を全部覚える!ってことでしたので、ここで整理しておきます。

Ⅰ トラップとはボールコントロール技術のひとつ

Ⅱ ボールを止める+ボールを移動させる(次のプレーのために適切な場所に置く)=トラップ

Ⅲ トラップの種類

1.トラップをする部位

足(裏、甲、内側、外側)

ふともも 胸 頭

2.トラップの方法

クッションコントロール

ウエッジコントロール

↑これだけ覚えれば、トラップについては完全に覚えたということになりますよ。

まとめ

以上、今回はサッカーの基本技術トラップについて、種類を全部おぼえる!ということで、紹介してみました。

サッカー選手はクッションもウエッジも完璧にできるようになりたいですね。

ボールコントロール技術を上げるには、たくさんボールに触ることです。たくさん練習してください。

今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみにお役にたてればうれしく思います。

よかったら過去記事の<<ボールコントロールの練習のときのポイント【サッカー】>>もご参照ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。