あのカバーニがJリーグに?
2020年4月1日、世界屈指のセンターフォワード(CF)カバーニが日本でプレーするかもしれないと、一部メディアが報じました。
実現すれば、こりゃまた!世界のビッグプレーヤーを日本で観ることができますよ!
ここでは、カバーニの凄さやプレースタイルなど紹介したいと思います。
数々の実績を誇りますし、イケメンですので、必見の選手ですよ!(笑)
目次
カバーニの凄さ!
カバーニの母国は古豪?ウルグアイ。
昔から、ウルグアイは我らが日本代表と試合をしてくれます。
近年も、コパアメリカ2019などで戦いましたけど、カバーニも日本戦に出場していますので、あ!知ってる!って方も多いかと思います。
そう、あのカバーニが日本で観られるかもしれません!!嬉しい(笑)
まずは、そのカバーニの凄さを、これまでの実績を基に紹介したいと思います。
クラブでの実績、ウルグアイナショナルチームとしての実績に分けてみますね。
カバーニのクラブでの実績
カバーニは2005年(19歳のとき)に母国ウルグアイのダヌービオというクラブでプロデビューします。
2019-20シーズンでプロ16年目の現在ですが、
カバーニの凄さは、ヨーロッパのクラブに移籍してからの実績からわかります。
ここで、カバーニの16シーズンの「試合の出場数」と「ゴール数」を確認してみましょう。
欧州各国のリーグは、1シーズンに34~38試合するんですけど、
だいたい30試合出場していればそのクラブのレギュラーと言って良いでしょう。
また、だいたい20得点も挙がれば、各国リーグの得点王争いの上位になる傾向にあります。
【プロ○年目:試合数(得点数)】で表記してみますね。
- 年目:10(5)←ダヌービオ
- 年目:15(5)
- 年目:07(2)←パレルモ移籍
- 年目:33(5)
- 年目:35(14)
- 年目:34(13)
- 年目:35(26)←ナポリ移籍
- 年目:35(23)
- 年目:34(29)●セリエA得点王
- 年目:30(16)←PSG移籍
- 年目:35(18)
- 年目:27(14)
- 年目:35(35)●リーグアン得点王
- 年目:32(28)
- 年目:21(18)
- 年目:14(4)
パレルモ(イタリア)に移籍した2シーズン目以降約10シーズン、ほぼほぼ30試合出場していますよね。
生涯でいうと、16シーズン中10シーズン30試合以上出場しているんですね。
このことは、パレルモ、ナポリ、PSGでのレギュラー、中心選手であることを示していまして、
欧州各国のリーグのクラブのレギュラーをハレる実力があるということと、
年間30試合以上出場できるほど体が丈夫!(クラブの首脳陣にとってはめちゃ貴重です)ということがうかがえます。
この試合出場数はリーグ戦だけを紹介していますけど、
リーグカップ、クラブの国際大会などを加えると40試合以上(2014-15シーズンは年間53試合!)になるんですね!
ちなみに、カバーニの凄さをお伝えしたので、我らが日本代表選手の欧州クラブでの実績と比較させていただきますが、
香川真司、長友佑都は年間30試合以上出場したことがあるのは1度だけ、
長谷部誠は2度、岡崎慎司が4度(←4年連続)。
日本人選手で海外のクラブでレギュラーだったトップレベルの選手でこの実績です。
もちろん、香川や岡崎らも凄いんですよ!
ただ!カバーニの凄さはそれらを大きく上回っているんです。
カバーニの凄さがお分かりいただけるでしょうか(笑)
もうひとつ、カバーニの凄さを示しているのが、( )内の得点数です。
プロ5年目のシーズンから11シーズン連続で二桁得点という実績、また、セリエAとリーグアンで1度ずつ得点王になっています。
欧州5大リーグで2度得点王になっているということも凄いですけど、
個人的には11シーズン連続二桁得点が、カバーニの凄さを示していると思います。
再び、カバーニの凄さをお伝えしたいので、日本人選手と比較しますけど、
欧州リーグでシーズン二桁得点したことがあるのは、中田英、高原直泰、香川真司など何人かいまして、ほぼほぼ1シーズンのみの実績です。
このブログで紹介したことがあるんですけど、
→【歴代】日本人ストライカーランキング!最強の点取り屋は誰だ?
日本人選手で欧州リーグで二桁得点の実績は、岡崎慎司の2シーズン連続が最高です。
カバーニは11年連続です!凄さがお分かりいただけますでしょうか(笑)
もちろん、メッシやCロナなどの地球上のサッカーの歴史に残るであろうレジェンド選手たちの数字と比較すると!っていう部分はありますけど、
メッシやCロナに続く、ゴールの実績を残してきた選手の一人がカバーニだということには変わりありません。
カバーニのウルグアイ代表での実績
カバーニの凄さは、ウルグアイ代表の実績からもわかります。
カバーニ個人の実績としては(2020年4月1日現在の実績)、
- 代表キャップ103←ウルグアイ歴代5位
- 得点48←ウルグアイ歴代2位
↑という実績で、大昔からタレントの宝庫だったウルグアイの選手の中でも、レジェンド級の選手だと言えると思います。
そして、カバーニの凄さを示す代表での実績は、この個人の「数字」だけではないんですねぇ。
ウルグアイのサッカー、また、世界のサッカーの中のウルグアイの存在と言いましょうか、歴史と言いましょうか、
ウルグアイの国際大会での実績から、カバーニの凄さ(併せてスアレスとかフォルランなどもそうなんですが)がわかります。
ウルグアイは、サッカー最大の国際大会であるFIFAワールドカップが始まった時代、
1930年代(これより以前も強かったようですけど)から1950年代までの20~30年間、
世界で最も強い国のひとつが、ウルグアイだったんですね。
ぶっちゃけ!隣国のブラジル、アルゼンチンはウルグアイに歯が立たない時代だったんです。
1950年までに、オリンピックの優勝2回、W杯の優勝2回、大陸選手権(コパアメリカ)の優勝8回など、
圧倒的な成績を誇っていました。
しかし、他の国が強くなったのかどうか事情はよく分かりませんけど、徐々に国際大会で優勝することができなくなり、
1970年のW杯の4位を最後に約40年間、低迷してしまいます。
2000年頃に始まったFIFAランキングでも20位前後を行ったり来たりしていて、世界的にみたときには、強豪国とは言えないウルグアイになっていたんですね(それまでの世界最強のウルグアイ時代に比べると)。
この低迷した時代でも、フランチェスコリ、ソサ、パス、レコバなど世界的なビッグプレーヤーは輩出してきたんですが、
国際大会で好成績を残すことができないからか、いつしか「古豪」と言われたりしていたんです。
その低迷した時代を抜け出す!古豪が復活!!したのが、2010年の南アフリカW杯なんですけど、
ウルグアイは40年ぶりにベスト4進出!
その後W杯では、2014がベスト16、2018がベスト8という連続して好成績を残し、
FIFAランキングもほぼほぼ10位以内を推移し、2020年4月現在のFIFAランキングは5位!!
実は、この古豪ウルグアイが復活した2010年のW杯、その後のW杯での好成績には、
キャップ数、得点数が示す通り、カバーニの活躍が大きく影響しているんですね。
前述しましたけど、もちろんフォルラン、スアレス、ゴディンなどの世界的なビッグプレーヤーたちが揃った世代だったこともありますけど、
そのビッグプレーヤーの一人がカバーニということになります。
以上、ここでは、カバーニの凄さをこれまので実績から紹介してみました。
クラブでも代表でも、
- 試合に出続ける実力
- 試合に出続ける丈夫さ
- 得点実績
↑が、カバーニの凄さだと思います。
カバーニのプレースタイル
次に、カバーニのプレースタイルを確認しておきましょう。
全くの個人的な評価、見立てによりますのでご了承くださいm(__)m
カバーニのプレースタイルを、特徴やプレー内容から箇条書きしてみますと、
- 点取り屋
- 恵まれた身体能力
- けっこう走りまわる
↑あたりは、他の選手と比較したときに、カバーニの特徴だと思いますね。
まずは、FWの選手ですから点は取りますよ、なんだかんだいって(笑)
点を取るFWにもCロナやネイマールのようなウイング(WG)タイプもいれば、
メッシやグリーズマンのようなセカンドトップ(ST)タイプもいますけど、
カバーニは、チームの最前線にポジションをとるセンターフォーワード(CF)タイプのストライカーですよね。
背番号9の正統派ストライカーというのが、メインのプレースタイルだと思います。
この頃のCFで言えば、ベンゼマやマンジュキッチみたいな9番ですね。
しかし、ストライカーも2つのタイプがあるんですが、
岡崎慎司とか過去の選手で言えばインザーギなどのように、相手DFの裏のスペースを狙う、相手DFとの駆け引きから得点を狙うストライカー(がつがつフィジカル勝負しないタイプ)と、
大迫勇也やベンゼマのように、最前線で相手DFを背負いながら、ポストプレーをしながら、フィジカル勝負するストライカー。
カバーニは、基本フィジカル勝負する9番タイプなんですけど、
例えば、PSGでイブラヒモビッチとのコンビ、ウルグアイ代表ではスアレスとのコンビでは、
最前線のCFもやれば、役割を変えて、スペースを狙ったり、DFとの駆け引き勝負をしたりとか(岡崎やインザーギのようなFW)。
なにが言いたいか(笑)、はい、カバーニは、周囲の選手との連係の中でFWの役割を変えられる万能性を持っていると思います。
つまり、いろんなことができる万能型のストライカーというのも、カバーニのプレースタイルであると思います。
そして、もうひとつのプレースタイルが、よく走り回る(笑)
これは、万能型であるというプレースタイルとかぶるかもしれませんけど、
だいたい正統派の9番ってのは、ロナウド(←怪物のほう笑)やベンゼマのように、最前線でじっとしていることが多いんですけど(←最前線にいることが仕事ですので)、
カバーニは、隊形を崩してまでよく動きます、特に守備をするときなんですけど。
よく「献身的な守備」と評価されるんですけど、計算されているのかされていないのかはわかりませんが、
カバーニを観る機会がありましたら、相手ボールのときに、相手を追い回すカバーニに注目してみてください。
運動量豊富な9番?というのが個人的には分からない世界ですけど、
正統派のストライカー(どんな形でも点を取れる)でありながら、走り回ることのできる豊富なスタミナを持っているというのも、カバーニのプレースタイル、特徴だと思います。
恵まれた身体能力を生かして、正確なキック、ヘディング、ワンタッチなどなどいろんなシュートで得点できる正統派ストライカーであり、
周囲の選手と合わせていろんな役割のできる万能型のストライカーでもあり、
そして、動き回る9番←これ凄い!
これが、カバーニのプレースタイルだと思います。
凄すぎて、私には理解できないのかもしれません(笑)
でも!目が離せない選手であるということは間違いありません。
カバーニのプロフィールなど
最後に、カバーニのプロフィールなど確認しておいてください。
エディンソン・カバーニ
国籍:ウルグアイ
生年:1987年2月14日(2020年で33歳)
身長:184cm
バレンタインデー生まれのカバーニです。
イケメンですので、画像をいくつか・・・。
そして、カバーニのゴールも!
↑やはり、いろんな点のとり方ができるのがカバーニのプレースタイルですね。
個人的に、カバーニのゴールで好きなのは、2018W杯のポルトガル戦の2Gool!
1点目の顔面でのヘッドも凄いですけど(笑)2点目のコントロールはもっと凄い!!
カバーニのゴラッソです!
まとめ
以上、ここでは、カバーニの凄さ、またプレースタイルについて紹介しました。
紹介しました凄さやプレースタイルの評価につきましては、全くの私見ですのでご了承ください。
実績抜群のビッグネームですよ。
Jリーグで観れるなら、生観戦したいですよね。
そして、もしカバーニをスタジアムで観ることがあったら、
「走り回るストライカー」という、カバーニのプレースタイルをお楽しみください(笑)
今回の記事が読んでくださったみなさんのサッカーの楽しみにお役にたてればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。