欧州サッカーの祭典のひとつ「EURO2020」の開催が近づいています。
大会は2020年に開催される予定でしたが、1年延期となり2021年6月11日-7月11日で開催予定。
楽しみですね。
そこでここでは、出場国24チームの監督たちを紹介させていただきます。
16回目のEURO(サッカー欧州選手権)、優勝監督となるのは誰でしょう!
監督たちの采配も注目ですよね。
目次
EURO2020(第16回サッカー欧州選手権)の監督たち
ただただ!監督たちを羅列していきます。
監督たちのプロフィール、実績、そして、当方の勝手な「想い&意見?」等で紹介させていただきます。
既に、大会のグループステージの抽選は終えていますので、グループ毎にまとめてみますので、出場国とともにチェックしてみてください。
以下、EURO2020の出場国24チームの監督たちです。
※年齢は2021年7月31日現在とさせていただきます。
EURO2020グループA
EURO2020のグループAは、
- トルコ
- イタリア
- ウェールズ
- スイス
となりました。
シェノル・ギュネシュ(トルコ)
トルコの監督はギュネシュ(69)、トルコ人。
2002年のW杯で、トルコを3位(トルコW杯最高成績)に導いた実績のある監督。
ということは、ベスト16で我らが日本を退けた監督・・・ですよねぇ(笑)
現役時代はGKだったとのこと。
ロベルト・マンチーニ(イタリア)
この投稿をInstagramで見る
アズーリの監督を務めるのは「Mr.サンプドリア」ことロベルト・マンチーニ(56)、イタリア人。
W杯では4度の優勝(歴代2位タイ)を誇るアズーリですが、EUROでの優勝は1度だけ。
1968年の優勝時の監督はヴァルカレッジ。
マンチーニは、イタリアサッカー史上2人目の優勝監督となれるでしょうか。
ライアン・ギグス(ウェールズ)
この投稿をInstagramで見る
「ジャックナイフ」ことライアン・ギグス(47)が、ウェールズの監督です。
前回のEURO2016では、強豪ベルギーに勝利するなど、ベスト4に進出する旋風を巻き起こしたウェールズでしたが、今大会ではどうでしょう。
名門マンチェスターU、母国ウェールズの英雄であるギグス。
私などは、テレビに映るだけでも嬉しいんですけど(笑)
ウラディミル・ペトコビッチ(スイス)
スイスの監督はペトコビッチ(57)。
ボスニア・ヘルツェゴビナ国籍で、外国人監督です。
現役時代はスイスのクラブでのプレーが長く、指導者になってからもスイスのクラブの監督を務めてきたようです。
EURO2020グループB
EURO2020のグループBは、
- デンマーク
- フィンランド
- ベルギー
- ロシア
となりました。
オーゲ・ハレイデ(デンマーク)
デンマーク代表の監督はオーゲ・ハレイデ(68)、ノルウェー人で、外国人監督です。
母国ノルウェーの代表監督を務めた実績があるようです。
マルック・カネルヴァ(フィンランド)
フィンランド代表の監督はマルック・カネルヴァ(57)、フィンランド人。
フィンランドはEURO本戦初出場。
国際大会であまり結果を残せていないフィンランドですが、
カネルヴァが監督になってからは徐々に強くなり、2020年末には世界チャンピオンのフランスに勝利!
代表監督になる前は数学の先生だったとのこと。
ロベルト・マルティネス(ベルギー)
赤い悪魔ベルギーの監督はロベルト・マルティネス(47)、スペイン人ですから外国人監督ですね。
2018W杯「ロストフの死闘」とはベルギーvs日本でしたよね、あの監督です!
2018年のFIFAランキングでは、ほぼほぼ1位の世界最強のベルギーですが、EUROもW杯も優勝したことはありません。
マルティネス監督がベルギーに初の国際タイトルをもたらしますか!?
スタニスラフ・チェルチェソフ(ロシア)
ロシアの監督はチェルチェソフ(57)、ロシア人、2018W杯母国開催の監督ですね。
現役時代はロシア(旧ソ連)の代表GKだったようで、
ロシア/ソ連のレジェンドGKリナト・ダサエフとポジション争いをしていたとのこと。
EURO2020グループC
EURO2020のグループCは、
- オランダ
- ウクライナ
- オーストリア
- マケドニア
です。
フランク・デ・ブール(オランダ)
🎂 – Happy Birthday Franciscus and Ronaldus de Boer.
Weird how they managed to make their waxworks look different isn’t it? pic.twitter.com/Z9n5Eq5VRa
— MUNDIAL (@MundialMag) May 15, 2018
オランダの監督は、フランク・デ・ブール(51)、オランダ人。
2020年9月にオランダ代表を率いることになり、最初の国際大会がEURO2020ということになるでしょうか。
双子の「デ・ブール兄弟」で有名ですよね。
アンドリー・シェフチェンコ(ウクライナ)
この投稿をInstagramで見る
ウクライナの監督はウクライナのレジェンド、シェフチェンコ(44)です、ウクライナ人。
ウクライナは過去2回EUROに出場していますが、決勝Tに進出したことがありません。
ウクライナの英雄シェフチェンコが、初の決勝T進出に導きますか!
フランコ・フォーダ(オーストリア)
オーストリアの監督はフランコ・フォーダ(55)、ドイツ人で外国人監督になります。
・・・ほぼほぼ知らないんですが、現役時代はレバークーゼン(ドイツ)やシュトルム・グラーツ(スイス)などで活躍したようです。
イゴール・アンジェロフスキ(マケドニア)
マケドニアの監督はアンジェロフスキ(45)、マケドニア国籍のようです。
申し訳ございません、情報が少なく、当方あまり知りませんm(__)m
EURO2020グループD
EURO2020のグループDは、
- イングランド
- クロアチア
- スコットランド
- チェコ
となりました。
ガレス・サウスゲート(イングランド)
Gareth Southgate reminds England of the ‘responsibility to entertain’ ahead of San Marino clash | @Ian_Ladyman_DM https://t.co/K5blZOdYgz
— MailOnline Sport (@MailSport) March 24, 2021
母国イングランドの監督はサウスゲート(50)、イングランド人。
2018W杯でイングランドはベスト4まで進出しましたが、そのときの監督ですね。
イングランドのEUROの実績はベスト4が2回で、優勝も準優勝もありません。
今回のEURO2020ではどうでしょうか。
ズラトコ・ダリッチ(クロアチア)
#Croatia CT Zlatko Dalic expects that #Inter duo Marcelo Brozovic and Ivan Perisic will join the national team. ‘I have good news’. https://t.co/Cj1ZKj1M2m#Nerazzurri #WCQ #FCIM #SerieA #Coronavirus #SerieATIM #COVID19 #Perisic #Brozovic pic.twitter.com/2YjFauOi8q
— footballitalia (@footballitalia) March 22, 2021
バルカンの強国クロアチアの監督はダリッチ(54)、クロアチア人。
2018W杯の準優勝監督です。
旧ユーゴスラビアが分裂?してできた国のクロアチアは、
W杯では準優勝1回、3位1回という実績を残していますけど、EUROではベスト8止まり。
名手モドリッチが2018W杯ばりの活躍ができますでしょうか。
スティーブ・クラーク(スコットランド)
Steve Clarke plots rare winning start for Scotland against Austria https://t.co/UzXzxSFxIH
— Guardian news (@guardiannews) March 24, 2021
スコットランドの監督はスティーブ・クラーク(57)、スコットランド人。
現役時代はチェルシーのDFとして300試合以上の出場実績を誇る選手でした。
ヤロスラフ・シルハヴィ(チェコ)
Co chystá trenér @ceskarepre_cz Jaroslav Šilhavý proti Estonsku? Mimo jiné uvažuje o nasazení slávistické stoperské dvojice Ondřej Kúdela, David Zima. „Může se to stát,“ přiznal český kouč na tiskové konferenci před utkáním. https://t.co/7iTxNvPzKB #isportcz
— Deník Sport (@DenikSport) March 23, 2021
チェコの監督はシルハヴィー(59)、チェコ人。
すみません、あんまり知らないですm(__)m
個人的には、昔から、チェコを応援していますけど(笑)
EURO2020グループE
EURO2020のグループEは、
- スペイン
- スウェーデン
- ポーランド
- スロバキア
です。
ルイス・エンリケ(スペイン)
🎙️ Luis Enrique (hace 4 años): “Si el PSG nos pudo hacer 4 nosotros podemos hacerle 6”
Al día siguiente el Barça remontó la eliminatoria con un 6-1 histórico. En el fútbol es posible todo. Yo hoy confío 💙❤️ pic.twitter.com/LaIlvckcBL
— Furia Culé (@FuriaCule20) March 10, 2021
「無敵艦隊」スペインの監督はルイス・エンリケ(51)、スペイン人、敢えて「闘将」と呼ばせていただきます。
EUROのスペインは、ドイツと並び、3度の最多優勝を誇ります。
特に、2008EURO優勝、2010W杯優勝、2012EURO優勝の時代(EUROは連覇/初)は、スペインが世界最強の時代でしたよね。
シャビ、イニエスタ、D・シウバ、ビジャなどがいなくなったスペイン代表は、どの程度なのか気になりますよね。
第2回、ビジャロンガ、
第13回、アラゴネス、
第14回、デル・ボスケ、
闘将ルイス・エンリケはスペインの4人目の優勝監督になれるでしょうか!?
ヤン・アンデション(スウェーデン)
スウェーデンの監督はヤン・アンデション(58)、スウェーデン人。
2018W杯予選、スウェーデンは、強豪イタリア、オランダを退け本大会出場に出場し、ベスト8に進出しましたが、
そのときの監督がこのアンデションです。
マックでお金を払わないという噂の「怪童」イブラヒモビッチをメンバーに選出しますか!?
アンデション監督の手腕はいかに!
パウロ・ソウザ(ポーランド)
ポーランドの監督はパウロ・ソウザ(50)、ポルトガル人、外国人監督になります。
2021年1月にポーランド監督に就任したばかりで、最初の大舞台がこのEURO2020ということになります。
EUROのグループリーグで、イブラヒモビッチvsレヴァンドフスキのストライカー対決が実現するかも。
ポルトガルのレジェンドがポーランドを率います。
シュテファン・タルコビッチ(スロバキア)
すみません。
2021年3月末現在でスロバキアの監督を把握できていませんm(__)m
いろいろ調べてみましたところ、タルコビッチ監督ではないかと思われます。
だとしたら、チェコ人で外国人監督になります。
EURO2020グループF
EURO2020のグループFは、
- ハンガリー
- ポルトガル
- フランス
- ドイツ
というたいへんなことになりました!
マルコ・ロッシ(ハンガリー)
ハンガリーの監督はマルコ・ロッシ(56)、イタリア人、外国人監督になります。
「マジック・マジャール」と称された古豪ハンガリーは、長い低迷期を終え?近年復活の兆しがうかがえます。
前回のEUROにも出場し、ベスト16に進出しました。
率いるのはイタリア人監督のマルコ・ロッシ。
昔の日本のアニメの主人公と同じ名前です(笑)
フェルナンド・サントス(ポルトガル)
Fernando Santos: «Convoquei o Rafa porque ele é o gajo que arranja shampoo a toda gente no balneário» pic.twitter.com/VTsTtqgO4p
— B24 (@petasreais) March 17, 2021
前回のEUROチャンピオンのポルトガル、監督はフェルナンド・サントス(66)、ポルトガル人。
EUROを連覇したことがあるのはスペインだけで、連続で優勝することが非常に難しい傾向にあります。
ということは、連覇した監督もいないわけです。
フェルナンド・サントスは、史上初の連覇監督となれるでしょうか。
そして、ポルトガルの至宝C・ロナを使うのか!?
ディディエ・デシャン(フランス)
2018W杯でフランスを優勝に導いたデシャン(52)、フランス人ですが、W杯優勝後のEUROを獲れるかどうか注目です。
選手として+監督として、W杯を優勝したのは、マリオ・ザガロ、皇帝、そしてこのデシャンの3人しかいません。
デシャンは、選手としてもEUROで優勝していますので、監督としてEUROを獲ったら、
W杯とEUROを選手&監督として優勝する史上初の人物になります。
フランスのタレントぶりを考えると、可能性が高いように思えます。
デシャン率いるフランスは、EURO2021の最大の注目ですよ!
ヨアヒム・レーヴ(ドイツ)
INTERVIEW: Joachim Low speaks candidly about the pressure on Germany to win the #WorldCup – http://t.co/nC9AVaWcEk pic.twitter.com/Z3uzI5P8tB
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) June 8, 2014
優勝回数はスペインと同じく3度、準優勝回数ロシアと同じく3度と、やはり実績を残している強国ドイツ。
監督はお馴染みのレーヴ(61)、ドイツ人。
いったい何年やってんの?って、確認してみましたら、2006年からドイツ代表監督ですので、かれこれ15年以上やってるんですねぇ。
逆に、いつ変わるのか、次誰がやるのか、っていう意味でレーヴ監督は注目ではないかと(笑)
以上、EURO2020出場国の監督24人です。
個人的には現役時代のプレーを見たことのある、
- マンチーニ(イタリア)
- ギグス(ウェールズ)
- F・デ・ブール(オランダ)
- シェフチェンコ(ウクライナ)
- ルイス・エンリケ(スペイン)
- パウロ・ソウザ(ポーランド)
- デシャン(フランス)
↑なんかは、気になりますね。
読んでくださった皆さんは、気になる監督はおられたでしょうか?
EURO2020の注目の監督たち
過去15回の優勝監督を振り返ってみますと、
- 1960:カチャリン(ソ連)
- 1964:ヴィジャロンガ(スペイン)
- 1968:ヴァルカレッジ(イタリア)
- 1972:シェーン(西ドイツ)
- 1976:イェジェク(ユーゴ)
- 1980:デアヴァル(西ドイツ)
- 1984:イダルゴ(フランス)
- 1988:ミケルス(オランダ)
- 1992:ニールセン(デンマーク)
- 1996:フォクツ(ドイツ)
- 2000:ルメール(フランス)
- 2004:レーハーゲル(ギリシャ)←外国人監督
- 2008:アラドネス(スペイン)
- 2012:デル・ボスケ(スペイン)
- 2016:サントス(ポルトガル)
↑とこのような実績になります。
文中でも紹介しましたとおり、連覇した監督はいません。
EURO2020でポルトガルのフェルナンド・サントス監督が史上初の監督としての連覇に挑戦します。
また、いわゆる「外国人監督」ですが、過去15回の大会で、外国人監督が優勝したのは、
2004年のギリシャを率いたオットー・レーハーゲル(ドイツ人)だけです。
優勝国の監督は、その国出身の監督がほぼほぼで、外国人監督の優勝は難しい傾向にあると言えるでしょう。
EURO2020で、外国人監督なのは、
- ペトコビッチ(スイス)
- ハレイデ(デンマーク)
- マルティネス(ベルギー)
- フォーダ(オーストリア)
- ソウザ(ポーランド)
- タルコビッチ(スロバキア)
- ロッシ(ハンガリー)
↑で、これらの監督は史上2人目の外国人監督での優勝を目指します。
ベルギーのマルティネス監督は可能性大ではないでしょうか。
そして、個人的に大注目してほしい監督がフランスのディディエ・デシャン。
紹介しましたとおり、
選手としてW杯優勝、監督としてW杯優勝、これだけでも世界に3人しかいない凄い実績なのですが、
加えて、
選手としてEURO優勝していますので、監督としてEURO優勝してしまうと、
W杯&EUROを選手としても監督としても優勝してしまう、史上初の人物となります。
個人的おすすめですが、
- サントスの連覇
- 外国人監督の優勝
- デシャンの偉業
↑は、特に注目ではないかと思います。
この記事を書いていますのが2021年3月末です。
大会までに監督が変わるかもしれませんので、随時更新していきたいと思います。
まとめ
以上、ここでは、EURO2020の監督について紹介しました。
4年に1度の欧州選手権、1年延長となり2021年に開催となります。
サッカーファンにはたまらないイベントだと思います。
楽しませてもらいましょう!
この記事が読んでくださった皆さんのサッカーの楽しみのお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→サッカー欧州選手権EURO2020はGKも凄い面々がずらり!
→サッカー欧州選手権EURO2020の注目のストライカーをチェック!
→サッカー欧州選手権EURO2020の優勝を予想!完全なる私見!
→EURO2020各国のキーマンをピックアップ!この選手は見とこう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。