スポーツ選手がタトゥーを入れていることにどんな印象をもちますか?
その印象の違いが、外国人選手がタトゥーを入れることが多くて、日本人選手が少ない理由だと思います(笑)
今回はサッカー選手のタトゥーについて考えてみたいと思います。
極めて僕の勝手な考えによるものですので、お許しください。
目次
なぜタトゥーを入れるのか
タトゥー、入れ墨についての印象や価値は、国々によっても異なるでしょうし、個人によっても異なりますよね。
具体的に示す資料が見当たらないのが残念なんですけど、日本に限らず、アメリカやイギリスなどでも、
タトゥーに対して、好印象をもつという人の割合は少ないようですね。
この割合が国によって多少の差はあるんだと思いますけど。
この好印象をもつ、悪い印象をもつという割合には、その国ごとの文化、国民性、タトゥーや入れ墨の歴史や経緯などが影響しているんでしょう。
例えば、日本でいうと、「郷に入ったら郷に従え」「出る杭は打たれる」などのことわざが示すとおり、
集団での行動が尊重される傾向にあり、集団の中で規範や秩序を重要視した生活をしてきたわけです。
「~あるべき」「これはこうするのが当たり前のことでしょ」「ならぬものはならぬのです!」みたいな感じのことです(笑)
この集団での行動、生活が重要なので、少数派、個人主義には抵抗感をもったりする傾向にあります。
・・・途中で挟みますが、↑↓僕の勝手な考えで書かせてもらってます。
そんな集団、社会の中で、タトゥーや入れ墨がどういう価値観で取り扱われてきたかと考えたときに、
日本の入れ墨は(歴史がもの凄く古いので省きます)、刑罰に使用されたことが、悪い印象をもたれることに影響を与えたものと考えられます。
入れ墨→悪いことをした人、反社会勢力→温泉、サウナ、プールお断り!
みたいな感じの印象、取り扱いが一般的なのが日本だと思います。
子供の頃、某県の銭湯に行ったときに、蛇口のついてる壁一面に紋々が並んでいた時にはビビりましたけど(笑)
これが外国、特にヨーロッパでサッカーをしている選手たちの国とは、ちょっと違うんでしょうね。
日本とは異なる、個人主義、自由主義、宗教観などの文化や国民性、
そんな社会の中でのタトゥーや入れ墨の歴史や取り扱いが、日本と違うんですよ。
ですから、日本人からすると「親からもらった大切な体をにタ、タ、たとー?」なのに対し、
「愛する人、大事な人を体に刻みたいんだ」みたいな考えの割合が多いということなんだと思います。
サッカー選手になぜタトゥーを入れる選手が多いのか、
その理由は、自由主義、個人主義、宗教観に基づく自己表現する人が多いから~♪(←チコちゃん風)
だと僕は思います。もっとストレートに、
ファッション、トレンド、かっちょいいと思うから、目立ちたいから、
メッシもやってるから俺も、彼女に喜んでほしいから。
要するに、僕らの生活スタイルと根底は同じ考えで、
(他人からどう思われようが)いい服を着たり、髪型を気にしたり、他人と違う車が欲しかったり、
モテたいからお腹をどうにかしようとしたり、マッチョが流行ってるから私もやってみる、
みたいな感覚と同じ、自己表現をしているだけのことです。
なぜサッカー選手がタトゥーをしている選手が多いのか、
タトゥーがかっこいいと思って、タトゥーで自己表現をしたい人が多いからだと思います。
タトゥーを入れている選手
実際にどんなサッカー選手がタトゥーをしているのか、調査してみました(笑)
有名なところでは、現役選手で言えば、メッシ、ネイマール、S・ラモス、イブラヒモビッチなど、
引退した選手では、ベッカムやマラドーナなどが有名でしょうか。
何人かみてみましょう。
↑ベッカムです。体中入れまくりですね(笑) 本人もタトゥーマニアだと言っています。
↑ウィロス・ヴィタスというセルビアの選手。奥様の顔を彫ったとのこと。
世の中の女性に聞いてみたい、うれしいですか? しかし、似てる、上手だなぁ。
・・・たった今、僕の頭の中を、へそ祭り、が通り過ぎていったんですが・・・。
↑メッシのタトゥーです。母親だとのこと。
メッシも手足に凄いタトゥーを入れています(一番最初の画像もメッシ)。
日本人のサッカー選手にもタトゥーを入れている人はいます。
槙野智章、宇佐美貴史、井手口陽介、小林祐樹、杉本健勇、柿谷曜一朗、
小野伸二、佐藤寿人、永井雄一郎、澤穂希、結構いるみたいですよ。
日本人選手のタトゥーは外国人ほど派手ではありませんが、
なんでも、代表戦のときにはタトゥーがみえないようにしなければならないとか。
やっぱり、日本と海外とタトゥーの取り扱いは違うんですね。
ちなみにサッカー以外のスポーツ選手、有名アスリートもタトゥー入れてますよ。
- レブロン・ジェームズ(NBA)
- ジェイソン・バトン(F1)
- ジャスティン・ミラー(MLB)
- コナー・マクレガー(総合格闘技)
- カロリナ・クリスコバ(テニス)
などなど。まだまだたくさんいます、アスリート界ではトレンドなんじゃないでしょうか。
サッカー選手のタトゥーあれこれ
なぜ、サッカー選手がタトゥーを入れるのか、自己表現だと思います。
その自己表現である、タトゥーをなぜ入れるのか、何人かのサッカー選手のエピソードを紹介します。
先ほど、画像で紹介したベッカム、ヴィタス、メッシのタトゥーには共通点があります。
なぜタトゥーを入れるか、3人とも家族への想いをタトゥーで表現しているんです。
ベッカムは、サッカーで遠征が多かったことから「できるだけ家族と一緒に居たい」という想いからタトゥーを入れたとのこと。
ベッカムは体中タトゥーだらけなんですが、全てのタトゥーは家族のことなんだそうです。
メッシもベッカムと同じ理由で、一番初めに彫ったタトゥーが画像の母親だとのこと。
貧しくて、病気を患いながらも自分を懸命に育ててくれ、そして世界一のサッカー選手になったメッシにとっては、母親に深い感謝の想いがあるようです。
また、メッシの足には、初めての子供が生まれたときの手形が彫られています。
ヴィタスもそうですが、ベッカムもメッシも、自己表現なんでしょうけど、その想いをタトゥーに表したということなんでしょうね。
世界有数のストライカーであるイブラヒモビッチもタトゥーをしていますが、ヒクくらいの上半身タトゥーだらけです。
ある試合で早々にゴールを決めたイブラはユニフォームを脱いで、上半身裸に。
その上半身には食糧難に苦しむ15人?50人?(←翻訳ミスでどっちかわからん!)の子供たちの名前を彫っていた(正確には貼っていた、消えるタトゥー)。
「今も世界では8億5千万人が飢えで苦しんでいる。俺を通して問題と戦う人々に目を向けてほしい」
男気が半端ないって!ホレてまうやろ!
イブラはこの後、シャツを脱いだことでイエローカードを受けるんです。
イブラのは有名なやつですですね。もうひとつ有名なやつを。
これだけのサッカー選手がタトゥーを入れる中で、世界一のサッカー選手がタトゥーを入れていません。
はい、クリスチャーノ・ロナウドです。メッシと並ぶ現代サッカーのスーパースターです。
なぜ、C・ロナはタトゥーを入れないのか、タトゥーを入れると献血ができないという理由からです。
C・ロナは過去に自分が輸血によって助けられたことがあるそうで、
その経験から、今度は自分が他の人の助けになりたいと、定期的に献血をしているとのこと。
タトゥーを入れると、感染症のリスクから、一定期間献血ができなくなるらしい。
なぜ、C・ロナはタトゥーを入れないのか、献血活動ができなくなるからだそうです。
・・・サッカーも世界一、見た目も世界一、その心まで世界一なのか!
どこかひとつはC・ロナに勝てるところはあるだろうと考えて生きてきた僕は献血もしません。
僕の完敗です(笑)
以上、タトゥーあれこれ、タトゥーを入れる理由、入れない理由それぞれ紹介してみました。
個人個人の価値観によってそれぞれの生活、生き方は違うわけですから、タトゥーの取り扱いも人それぞれなんでしょうね。
日本の周囲を威圧するようなタトゥーへの悪い印象も、文化や国民性などが違えば、その印象の内容は違うものなんですよきっと。
まとめ
以上、今回はサッカー選手はなぜタトゥーを入れるのか、日本人は?というテーマで紹介してみました。
サッカー界、スポーツ界でタトゥーを入れることが大流行していることは間違いありません。
ただ、タトゥーへの印象が社会や国民性によって違いますから、
日本人は忌み嫌う傾向にあるかもしれませんが、外国とは差があるんですね。
なぜ、タトゥーを入れるのか、選手個々の価値観による自己表現だと思います。
その価値観にはファッション、トレンド、宗教観、大事な人への想いなど、個々の事情があるんでしょう。
でも、かっこ悪いと思えばやらないと思うので、少なからずかっこいいという考えはあるんでしょうね。
読んでくださったみなさんの大事な人、パートナーとか子供さんとかが、タトゥーを入れたらどんな印象をもちますか?
僕は長女が髪の毛を、まっっっっ赤!にしてきたときに、涙を流しました( ノД`)シクシク…
子供たちがタトゥーを入れてきたとしても耐えられると思います!きっと・・・
今回の記事が読んでくださったみなさんのサッカーの楽しみにお役にたてればうれしく思います。
よかったら過去記事の<<日本の世界ランクは?算定方法って?【サッカー】>>もご一読ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。