欧州サッカーの4年に1度の祭典、EURO2020の開催が近づいてきました!
このブログで、注目の監督やストライカーなど紹介していますが、今回は、注目のGKをピックアップしてみます。
GKのスーパーセーブ、PKストップ、また、そのあとのパフォーマンスもかっちょいいですよねぇ。
サッカーの本場である欧州のGKは凄い面々がずらりと揃っています。
完全なる私選ですけど、このブログ推しのGKにも注目してみてください。
目次
EURO2020の注目GK8人
↑シュマイケル親子!!
父ちゃんのピーターは、1992年のEUROで欧州チャンピオンに。
息子のカスパーもデンマーク代表のGKとして活躍してきた欧州で名をはせるGK。
親子でEUROで優勝できるかどうか!
このシュマイケルのように、EURO2020には、出場するであろう注目のGKたちがいます。
このブログチョイスの注目してほしいGKは次の8人。
世界のサッカーの中心地である欧州で活躍しているGKたちですから、欧州を代表する、いや、世界的なGKたちと言えるでしょう。
どんなセーブを魅せてくれるのか!
GKの活躍もサッカーの、EURO2020の楽しみのひとつですよね。
欧州のGKはほぼほぼでっかいですから、身長にも注目してみてください。
※この記事の年齢、実績等は2021年6月30日時点の情報とさせていただきます。
ルイ・パトリシオ
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国籍:ポルトガル
年齢:33歳
身長:190cm
所属:ウルヴァーハンプトン(イングランド)
まずは!EURO2020で連覇に挑戦するポルトガルのGKから!
前回のEUROでチャンピオンとなったポルトガル、そのゴールマウスに立ったのはこのルイ・パトリシオ。
2010年にポルトガル代表に選出され、2016年頃からポルトガルの正GKとして活躍しています。
2018年に始まったヨーロッパネイションズリーグでも優勝し、欧州の国際大会を連覇。
2021年のポルトガルの正GKはこのルイ・パトリシオ。
EUROを連覇したことのあるGKはイケル・カシージャス(スペイン)ただ一人。
パトリシオは、2人目の連覇GKとなれるかどうか!
ウーゴ・ロリス
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国籍:フランス
年齢:34歳
身長:188cm
所属:トッテナム(イングランド)
前回のEUROで準優勝、その後2018W杯で優勝したフランス、現世界チャンピオン。
そのフランスのGKはウーゴ・ロリス。
フランス代表のキャプテンでもあり、所属のトッテナムでもキャプテンを務めるGKです。
EURO2020の優勝候補筆頭(←私見です)のフランス。
エムバペ、ポグバなどなどモンスター級のタレントがずらりと揃うフランスをまとめることができますか(笑)
昔から、強いときは凄まじく強い!でもまとまりがないときには「え?」っていうくらいあっけないことのあるフランス(2002・2010W杯のように笑)。
監督のデシャンのマネジメントとキャプテンのロリスのリーダーシップは重要ですよ。
ダビド・デ・ヘア
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国籍:スペイン
年齢:30歳
身長:193cm
所属:マンチェスターU(イングランド)
名門マンチェスターUの正GKがスペイン代表のGKです、デ・ヘア。
スペインのレジェンドであるカシージャスの後に、スペイン代表の正GKを務めています。
シャビ、イニエスタらが中心となりW杯優勝やEURO連覇を成し遂げた2010年前後のスペイン。
その頃、デ・ヘアは、アンダー世代のスペイン代表のGKとして、U-17欧州選手権、U-21欧州選手権で優勝しています。
フル代表でのEUROタイトルを獲れれば、EUROコンプリート?となりますよ。
ヴォイチェフ・シュチェスニー
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国籍:ポーランド
年齢:30歳
身長:195cm
所属:ユヴェントス(イタリア)
これまた名門ユヴェントスの正GKを務めるシュチェスニーは、ポーランド代表の正GK。
しかもこれまた、ユヴェントスで、あのブッフォンの後継者に選ばれたのが、このシュチェスニー。
アーセナル所属のときにはプレミアリーグ年間最優秀GKに、
ユヴェントス所属のときにはセリエA年間最優秀GKに選出された実力者です。
EURO2020のポーランドと言えば、レヴァンドフスキ。
ポーランドの最前線にはレヴァンドフスキが、最後尾にはシュチェスニーが陣取ります。
ティボ・クルトワ
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国籍:ベルギー
年齢:29歳
身長:199cm
所属:Rマドリード(スペイン)
2021年現在、FIFAランキング1位を1年以上継続しているベルギー。
ベルギー代表の正GKというと、このクルトワですよね。
日本のサッカーファンには忘れることのできない2018W杯、「ロストフの激闘」。
我らが日本代表は、このクルトワから2点をもぎとりましたが・・・涙
その2018年の世界最優秀GKに選出されたのがクルトワであり、2021年現在、世界最高峰のGKのひとりと言えるでしょう。
身長199cm!2mと言っちゃえばいいじゃん!(笑)
このサイズに手足も長いとなるとGKとしては最高傑作ともいえる素材ですよ。
しかも!なんでも、両親は元バレーボール選手でクルトワのお姉さんはベルギー代表のバレーボール選手なんだとか。
・・・ただ、クルトワがほぼ2mですから、バレーボールやってるお姉さんもさぞビッグサイズかと思いきや、お姉さん171cm・・・、どんなDNAになっとんじゃ!(笑)
バレーボール一家だったことから、クルトワもバレーボールをやっていたとのことで、バレーボールの経験がサッカーのプレーに役立っているとのこと。
また、ベルギーというと、プファフ、プロドームという世界最優秀GKを輩出したGK王国でもあるんですね。
※世界最優秀GKを輩出した国はドイツとベルギーが3人ずつで1位、イタリアの2人を超える実績。
ベルギーはW杯でもEUROでも最高成績は3位。
国際大会での優勝を狙うベルギーのゴールマウスには、このクルトワが立ちはだかります。
優勝候補筆頭の対抗がベルギーではないかと(←私見です)。
カスパー・シュマイケル
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国籍:デンマーク
年齢:34歳
身長:189cm
所属:レスターシティ(イングランド)
冒頭に紹介しましたが、シュマイケルにも注目してみてください!
カスパー・シュマイケルを紹介するには、父ちゃんのピーターを語らないわけにはいきません、お許しください。
偉大過ぎるんですよぉ、ミラクル過ぎるんですよ、父ちゃんが!
1992年のEURO、優勝候補と評価の高かったのが1990W杯でそのポテンシャルを示したユーゴスラビアでした、率いるのはイビチャ・オシム。
しかし、ユーゴスラビアは国内での紛争が続いていたことから、ユーゴ代表は、EURO開催国であるスウェーデンに到着直後に、出場権を剥奪されます。
ユーゴの代わりに出場権が与えられたのが、このときの予選でユーゴに及ばなかったデンマークでした。
ユーゴの代わりに出場したデンマークは、
グループリーグを2位で通過し、決勝トーナメントへ進出。
このグループリーグでは、フランスとイングランドをグループリーグ敗退に追い込みました。
準決勝の相手は、EURO1988の優勝国で、EURO連覇を狙うオランダ。
ファン・バステン、ライカールト、ベルカンプ、クーマンなどなどスーパースター軍団との対戦をPK戦に持ち込み、デンマーク勝利!
デンマークGKのピーター・シュマイケルは、ファン・バステンのPKをストップしてみせました!
そして決勝でドイツに完勝し、なんとなんと、ユーゴの代わりに出場したデンマーク(←予選で敗退していた)がEUROで優勝してしまったんです。
繰り返しになりますが、イングランド、フランス、オランダ、ドイツを退けての優勝ですよ!
ユーゴファンだった私をはじめ、ユーゴに期待していた方々からすると、ユーゴが出場していれば・・・と。
ユーゴの件も含めて、デンマークのEURO優勝は衝撃的であり、ほぼほぼ奇跡的でありました。
2021年現在で、デンマークの国際大会での優勝はこの1回だけ。
このEUROで優勝で、MVP級の活躍を魅せたのが、ピーター・シュマイケル!
ピーターは、世界最優秀GKに2度選出、欧州最優秀GKに3度、20世紀の偉大なサッカー選手41位、という世界のサッカー界のレジェンドであり、歴史に名を遺すGKなんですね。
・・・長くなりまして、すみません。
その息子がカスパー・シュマイケルということです!(笑)
親子で活躍したサッカー選手と言えば、ぱっと思いつくのが、クライフ、マルディーニ、ベロン、ハジだったりするのですが、
父ちゃんが偉大過ぎると、比較される息子はたいへんだろうなぁと思います。
個人的には、カスパーが親子2代で「奇跡」を起こしてほしいと思っていますが(笑)
カスパーはあのミラクル・レスター(イングランド)で10シーズンプレーしていますので、
レスターでプレーした阿部勇樹や岡崎慎司と同僚だったんですね。
応援したい、偉大過ぎる親父を持つ、カスパー・シュマイケルにも注目してみてください。
ジャンルイジ・ドンナルンマ
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国籍:イタリア
年齢:22歳
身長:196cm
所属:ACミラン(イタリア)
守備の国イタリア、伝統のカテナチオには、当然優秀なGKも含まれます。
ゾフ、ゼンガ、ブッフォンなどなど、昔から多くの名GKを輩出するイタリアのEURO2020の正GKは、このドンナルンマでしょう。
2021年で22歳です!「イタリアサッカーの未来」と期待されているGK。
15歳でセリエAの試合にベンチ入り、16歳でセリエA初出場、17歳でイタリア代表デビュー(イタリア史上GKとして最年少記録)。
もう一度言います、守備の国イタリアですから、GKのレベルも半端ないんですよ、優秀なGKを次々に輩出してきた歴史があるんです。
が!このドンナルンマは、10代で既にイタリア代表選手として国際試合に出場しているんです!
・・・この凄さをお伝えできているでしょうか、私。
そしてなにより、「ジャンルイジ」が良いじゃないですか!
ジャンルイジと言えば、真っ先に思い浮かぶサッカー選手が、ブッフォン!もちろん、ずっと語り継がれるであろう世界的なGKです。
そのブッフォンの後に、アズーリのゴールマウスに立ちはだかるのが、このジャンルイジ・ドンナルンマ。
40歳までアズーリのGKを務めたブッフォンのことを考えると、
ドンナルンマは今後約20年ほど、アズーリのGKを務める可能性があると思います。
この選手、見ないわけにはいかないですよ。
マヌエル・ノイアー
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国籍:ドイツ
年齢:35歳
身長:193cm
所属:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
EURO2020の注目のGK8人、最後はやっぱりノイアーです。
これまでにちょくちょく紹介しましたけど、サッカーの賞に「年間世界最優秀GK」というのがあります。
1987年から始まったのですが、毎年、世界で最も優秀だったGKを選出する賞です。
2020年までに34回行われているのですが、1人で5度選出されているGKが3人いるんですね。
ブッフォン(イタリア)、カシージャス(スペイン)、そしてこのノイアーです。
この記事で紹介してきました、プファフ、プロドーム、クルトワは1回ずつで、シュマイケル(←父ちゃんのほう)が2回だったりします。
2021年現在で、ブッフォンとカシージャスは既に引退していますが、ノイアーはまだ現役です。
現役にして既にサッカーの歴史に名前が刻まれることが確定しているノイアー。
前述しましたドンナルンマはこれからのGKですが、ノイアーのプレーを観られるのはそう長くないのかもしれません。
GKとしてのプレーはもちろん一流なんでしょうけど、
ときどきペナルティエリアを飛び出して、とんでもないエリアに出ていって、スライディングとかかますノイアー(笑)
過去記事の↓で、ノイアーのスーパープレーを紹介していますけど。
観ていてこんなどきどきするサッカー選手も珍しいですよね。
EURO2020でノイアーの雄姿を目に焼き付けておきたいものです。
以上、サッカー欧州選手権、EURO2020の注目のGK8人をピックアップしてみました。
- ルイ・パトリシオ(ポルトガル)
- ウーゴ・ロリス(フランス)
- デ・ヘア(スペイン)
- シュチェスニー(ポーランド)
- クルトワ(ベルギー)
- シュマイケル(デンマーク)
- ドンナルンマ(イタリア)
- ノイアー(ドイツ)
↑特に、GKをやってるキッズは注目してほしいです。
みなさんの気になるGKは?
まとめ
以上、ここでは、EURO2020の注目のGKを紹介しました。
ピックアップにつきましては、完全なる私見でありますのでご了承くださいm(__)m
4年に1度の欧州サッカーの祭典、EURO2020。
モンスター級のGKたちの活躍もサッカーの醍醐味ですよね。
楽しませていただきましょう!
今回の記事が読んでくださった皆さんのサッカーの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。