【サッカー】リバプールってどんなクラブ?南野が移籍するかも!

世界有数のサッカークラブ「リバプール」。

2019年12月現在ですが、我らが日本代表の南野拓実が移籍する可能性が高くなりました。

そこで、今回は、サッカークラブ「リバプール」を紹介します。

既に知っている方はおさらいを、知らなかった方は予習をしておきましょう(笑)

繰り返しますが、世界有数のビッグクラブです!南野移籍するのか!?

目次

リバプールFC

出典:https://liverpooloffside.sbnation.com/

リバプールは、イングランド(イギリス)の港町リバプールをホームタウンとするサッカークラブです。

現在のリバプールのオーナーはアメリカのジョン・ヘンリーのフェンウェイ・スポーツ・グループ(Fenway Sports Group「FSG」)で、

松坂大輔や上原浩治が在籍したMLBのボストン・セルティックスのオーナーでもあります、世界屈指の大金持ちグループということです(笑)

そんなリバプールFCのプロフィールを簡単に。

 Liverpool Football Club(通称:リバプール

愛 称: The Reds(レッズ)
ホーム: リバプール(イングランド)
創 設: 1892年(明治25年)
スタジアム: アンフィールド(54,074人)

国内タイトル

  • フットボールリーグ18回(2位
  • FAカップ7回(4位
  • リーグカップ8回(1位

国際タイトル

  • UEFAチャンピオンズリーグ6回(3位
  • UEFAヨーロッパリーグ3回(2位

サッカーの母国と言われるイングランドでは、サッカークラブの多くが1850~1900年の間に設立されます。

世界で最古のサッカークラブは1857年(←日本では「ペリー来航」くらいの時代です笑)のシェフィールドFCが設立されるんですが、

その後1880年代までにマンUやアーセナル、トッテナムなど多くのクラブが設立されます。

そんなイングランドの中では、ちょっと遅め?の1892年(明治25年・日本では「きんさん・ぎんさん」の生まれた年笑)にリバプールは設立されました。

2019年現在で127年の歴史をもサッカークラブです、古いクラブですよねぇ。

 

そして、ただの古いクラブではないんですねぇ、イングランド国内でも、欧州内でも屈指の強豪クラブなんです。

・・・ホントにこんなビッグクラブに南野行くのか!?(ウレシイ)古くからのサッカーファンの方にはたまらないニュースなんじゃないでしょうか!

イングランドの国内リーグは1888年に開始され、いろんなリーグ変更などあり、1992年現在のプレミアリーグになります。

リバプールは、1992年以降のプレミアリーグになってからのリーグ優勝はありませんが、

イングランドの国内トップリーグは昨シーズンの2018-19シーズンまでに111回開催(トップリーグ+プレミアリーグ)されたんですけど、

優勝回数をプレミアリーグの主要クラブと比較してみますと、

  • 20回:マンU
  • 18回:リバプール
  • 13回:アーセナル
  • 6回:チェルシー
  • 4回:マンC

↑と、2位の実績を誇ります。

・・・ファンの方には申し訳ありませんが、近年強くなったチェルシーやマンCとは、比べ物にならないくらいの実績なんですねm(__)m

また、欧州の舞台でも、欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグの優勝回数を、主要なクラブと比較してみますと、

  • 13回:Rマドリード
  • 7回:ACミラン
  • 6回:リバプール
  • 5回:バイエルン
  • 5回:バルセロナ
  • 3回:マンU(プレミア)
  • 2回:ノッチンガム(プレミア)
  • 1回:チェルシー(プレミア)
  • 1回:アストン・ヴィラ(プレミア)

↑と、このように、欧州内のクラブではRマドリー、ミランに次ぐ3位の実績、

プレミアリーグ所属のクラブでは、マンUの倍の優勝回数を誇り、同じプレミアリーグで優勝を争うアーセナルやマンC、トッテナムなどはUCLで優勝したことはありません。

つまり、リバプールは、120年を超える歴史のあるサッカークラブであり、

イングランドでも欧州内でも(←つまりは世界屈指の)凄まじく強いサッカークラブです。

・・・本当にこんなサッカークラブに南野が加入するんでしょうか・・。

もし加入するのであれば、めちゃくちゃ応援したいですよ(笑)

 

リバプールFCは大金持ち!

リバプールは歴史があって、強いだけのサッカークラブではありません。

リバプールは大金持ち!なんです(笑)

2019年7月のアメリカの経済紙「フォーブス」の発表によるんですけど、

リバプールの売り上げは約650億円で、世界のサッカークラブや野球、アメフトなどのクラブの中で10位の売上額とのこと。

サッカークラブだけに限定すれば世界7位の売上額です。

同時期の日本のプロスポーツでは、プロ野球のソフトバンクが約300億円、巨人が約250億円、Jリーグクラブの最高額は神戸の約96億円です。

ソフトバンクの倍以上、ヴィッセル神戸の6倍以上の収入があるんですね。

同じく、クラブの資産価値も公表されているんですが、

リバプールの資産価値は約2,365億円で、サッカー界で世界8位の資産価値です。

日本のプロ野球の球団の資産価値が100億~300億円と言われていますし、Jリーグクラブの資産価値はプロ野球に及ばないでしょうから、

リバプールの資産価値と比較したときに、リバプールがどれだけお金持ちか!ということがわかると思います。

 

以上、リバプールFCが、歴史があって、欧州でも屈指の強豪クラブであり、また、世界有数の大金持ちのサッカークラブであるとこをお伝えしたかったです。

押しも押されぬ世界のサッカー界のビッグクラブであり、

こんなビッグクラブに南野が加入するということになれば、俄然、応援したくなりますよね!

きっと南野の給料も上がりますよ!

リバプールでプレーしたサッカー選手たち

120年を超える歴史があり、イングランドでも欧州でも屈指の強豪サッカークラブであるリバプール。

ここでは、リバプールでプレーした名選手を紹介したいと思います。

ケビン・キーガン

出典:https://www.liverpoolfc.com/

イングランドの選手として3人目、また史上2人目の2年連続バロンドール受賞したケビン・キーガン。

リバプールが初めてUEFAチャンピオンズリーグ(以後「UCL」)で優勝したときのエースがキーガンです。

サッカーの母国であるイングランドのクラブは、なかなか欧州の舞台で優勝するどころか、決勝に進出することさえできない状態でした。

リバプールがUCLで優勝するまでに、21回開催されたUCLイングランド勢が優勝したのはマンUの1度だけ。

そんなサッカーの母国なのにもかかわらず欧州で勝てなかったイングランドのサッカークラブが、ついに!

第22回(1976-77シーズン)でリバプールが優勝して、6年連続でUCLのチャンピオンになります(うちリバプールは3回優勝します)。

※UCLで連続して優勝したクラブの国でみたときに、この6年連続イングランドのクラブが優勝したのが最長記録です

つまり、欧州の舞台でイングランドの時代を開けたのがリバプールであり、この時期のリバプールは黄金期と評価されるわけですが、

そのきっかけを作ったのが、ケビン・キーガンということになります。

キーガンはこのUCL初優勝後に、ドイツの名門ハンブルガーSVに移籍してしまいますが、移籍したハンブルガーでバロンドールを2年連続で受賞することになります。

リバプールと言えば、第1次黄金期の立役者、ケビン・キーガンを忘れてはならないでしょう。

アラン・ハンセン

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リバプールをUCL初優勝に導いたケビン・キーガンがクラブを去った後、リバプールは1977-78シーズンのUCLでも優勝(連覇)、2シーズン空けて1980-81シーズンでもUCLで優勝します。

キーガンが開いたリバプール黄金期が続くわけなんですが、その時代の中心選手が3人のスコットランド人です。

その一人がアラン・ハンセンです。

DFとして14シーズンをリバプールで過ごし、この間UCLで3度優勝しています(2度目、3度目、4度目のUCL優勝)!

アラン・ハンセンもリバプールのレジェンドです、それもスコットランド人。

くれぐれもスタン・ハンセンとお間違えないように(笑)m(__)m

ケニー・ダルグリッシュ

出典:https://www.liverpoolfc.com/

アラン・ハンセンと同じくキーガンが去った後リバプールに加入したのがケニー・ダルグリッシュ、ダルビッシュではありませんのでご注意を(笑)m(__)m

ダルグリッシュはFWの選手でしたので、キーガンの後釜として攻撃を期待されたようです。

その期待に応え、13シーズンのリバプール所属時に、リーグ優勝7回、3度のUCL優勝に貢献しました。

ダルグリッシュもスコットランド人で、スコットランド代表の最多キャップ、最多得点の記録保持者で、スコットランドのレジェンド中のレジェンドです。

この1977年から1990年くらいのリバプールが第1期の黄金期(のはず)と評価されますが、

キーガンの後に加入した3人のスコットランド人ハンセン、ダルグリッシュ、グレアム・スーネス(←ここでは割愛させていただきます)が、リバプールを離れるタイミングで、リバプールの最初の黄金期が終わるわけです。

ダルグリッシュもリバプールのレジェンドです。

イアン・ラッシュ

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テレ東のダイヤモンドサッカーをご覧になられていた世代からすると、忘れなれない選手がイアン・ラッシュなのではないでしょうか(笑)

ウェールズ代表であのベイルに更新されるまで、ウェールズ代表の最多得点記録を持っていたウェールズのレジェンド、イアン・ラッシュ。

リバプールが4度目のUCLで優勝し、スコットランド3人組と一緒にプレーしていたストライカーがイアン・ラッシュですね。

リバプールのレジェンドと言えば、イアン・ラッシュを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

リバプールの最多得点記録(346得点)を持っているのもイアン・ラッシュです。

マイケル・オーウェン

出典:https://fuertebomba.wordpress.com/

リバプールのユース育ちで、リバプールのクラブ史上たった1人のバロンドーラーがマイケル・オーウェンです。

リバプールのトップに昇格すると8シーズンを過ごしたのち、Rマドリードに移籍します。

その後、移籍先を転々としますが、ぱっとしませんでしたけど、オーウェンが世界的な選手になったのは、リバプールに所属していた時代です。

リバプール生え抜きということもありますから、リバプールのレジェンドの一人ですよね。

スティーブン・ジェラード

出典:https://zerozero.co.mz/

リバプールの選手と言えば誰が真っ先に思い出されるか、ジェラードという方が最も多いのではないかと推測します。

幼少の頃からリバプールの下部組織に所属し、現役生活18年のうち17年をリバプールでプレー(最後の1年だけアメリカでプレー)。

Mrリバプールの称号はジェラードにこそ相応しいのではないでしょうか。

リバプールの第2次黄金期は、2004-05シーズンのUCL優勝、2005-06シーズンのUCL準優勝の時代でしょう。

特に2004-05シーズンのUCL決勝のACミランとの激闘は「イスタンブールの奇跡」と称される伝説のゲームです。

この第2次黄金期のリバプールの中心選手が、ジェラードです。

リバプール史上最長の12シーズン、キャプテンを務めたジェラードこそ、リバプールの真のレジェンドではないかと思います。

 

以上、リバプールでプレーしたレジェンドを6人紹介しました。

  • ケビン・キーガン
  • アラン・ハンセン
  • ケニー・ダルグリッシュ
  • イアン・ラッシュ
  • マイケル・オーウェン
  • スティーブン・ジェラード

サッカー界では超有名な選手たちですので、ご存知なかった方は是非覚えていただくと。

他にも、グロベラー、デュデク、ヒーピア、バーンズ、マクマナマン、ハマン、カイト、Fトーレスなど、ビッグクラブですから多くのスタープレーヤーが所属してきました。

そんな名門クラブの一員に南野が加わるのかどうか、勝手にどきどきしてしまいます(笑)

現在のリバプール

リバプールの紹介の最後に現在(2019年12月現在)について紹介します。

昨シーズン(2018-19シーズン)のUCLで優勝したことは、多くの方がご存知かと思います。

現在のリバプールの監督は、名将ユルゲン・クロップ!

ボルシア・ドルトムントの監督時代に、香川真司を世界的なプレーヤーに育てた監督です。

マニア?の方には「ゲーゲンプレスの第1人者」がぴたっと来るのではないでしょうか。

↓こんなアツい監督さんです(笑)

 

昨シーズンのUCL優勝で第3次黄金期到来となるかどうかというところ、

上記で紹介しましたけど、リバプールは、イングランドの国内リーグが現プレミアリーグになってまだ1度も優勝したことがありません。

しかし、今シーズン(2019-20シーズン)は、おおよそリーグの中盤にさしかかっていますが、プレミアトップを走っています。

このまま優勝できるかどうか注目されると思います。

 

また、ジェラードがいなくなったリバプールに、リバプールの新たなレジェンドになりそうな大注目のエジプト人がいるんですよねぇ。

「エジプトの英雄」モハメド・サラーですね。

出典:https://mirrorherald.com/

その才能からチェルシーやローマというビッグクラブでプレーしましたけど、活躍はイマイチ・・・、リバプールに加入して、大爆発しちゃったんですね。

リバプールに加入して、2年連続でプレミアリーグ得点王になり、世界的に注目される選手になりました。

やることがお洒落なので、必見の選手ですね。

 

また、もう一人の目玉選手、サディオ・マネも必見です。

リバプールの前はサウザンプトンで吉田麻也の同僚でしたが、リバプールに移籍して、昨シーズン、サラーと同じくプレミアの得点王となりました。

2018年のロシアW杯で、日本とセネガルが対戦しましたけど、

そのセネガルの先制点!日本のGKがパンチングしたボールが足に当たちゃって得点となったあの選手がマネです(笑)

マネは、リバプール移籍が噂されている南野がザルツブルグに移籍する直前まで、ザルツブルグに所属していました。

アフリカ人特有の高い身体能力を生かしたプレーが持ち味のマネも注目です。

出典:https://liverpooloffside.sbnation.com/

 

昨シーズンのUCL優勝から絶好調状態のリバプール、観ていて楽しいサラーやマネなんかと、南野がコンビを組むのがみてみたいですね。

2019-20シーズンのUCLも予選グループが終了し、南野の在籍するレッドブルはリバプールと対戦しましたね。

2試合戦ってるんですが、どうも、この2戦で南野の出来がバツグンによかったようです。

これがきっかけとなり、南野リバプールへ!となったんだと思います。

個人的な嗜好なんですけど、私はイングランドの1本調子なサッカーが昔から好きではありません(笑)

大きな声では言えないんですが、金ばっかりつぎ込んで選手を買い漁ってもなかなか勝てないクラブがけっこうあるじゃないですかぁ、どことは言いませんけど(笑)

ですので、イングランドのサッカークラブもそんなに好きなチームはないんですけど、

敢えて言うなら、名門であり、実績も抜群なリバプールは、イングランドのクラブの中では好きなほうです(笑)

南野が加入して、日本でも目にする機会が多くなれば、リバプールファンが増えると思います。

 

世界的なビッグクラブに所属する日本人がちらほら出てきましたよね。

例えば、

  • 香川:ドルトムント
  • 香川:マンU
  • 宇佐美:バイエルン
  • 長友:インテル
  • 本田:ACミラン
  • 中島:ポルト
  • 久保:Rマドリード
  • 中井:Rマドリード←下部ですけど
  • 安部:バルセロナ

↑活躍したかどうかは別として、ちょっと昔では考えられなかったですよ、日本人が世界のビッグクラブに加入するなんて。

そして、今回、南野がリバプールに移籍するかもしれない、これは注目しないわけにはいかないですね。

リバプールに入ってスタメンになれるかどうか心配ですけど、あ!まだ移籍していないですけど(笑)

負けん気が強くて、真面目なプレーが持ち味の南野ですから、フィットするかもしれません。

リバプールというサッカークラブに、南野の動向に注目ですよ!

まとめ

以上、今回は、南野拓実が移籍するかもしれない、リバプールFCを紹介しました。

長い歴史があって、イングランド国内でも1.2を争う、欧州内でも抜群の成績をのこしていて、さらに、お金もたくさん持ってる!

そんなサッカークラブがリバプールFCです。

これまでに日本人選手が所属したことはありませんので、南野が加入するかどうか、大注目です。

 

今回の記事が読んでくださったみなさんのサッカーの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

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