サッカーに限ったことではありませんが、スポーツや趣味活動、個人行動や団体行動などなどのときには怪我が付きものです。
必ず怪我をするとは限りませんが、万が一怪我をしたときには程度によりますけど意外にお金がかかります。
今回は、サッカーのときの怪我に備えて保険について紹介してみたいと思います。
目次
僕の怪我など
保険を紹介させていただく前に、サッカー活動の怪我、事故について僕の経験談にお付き合いください。
30歳を超えていた僕は社会人として地域内にある社会人サッカークラブ(街の社会人クラブですね)に所属して、練習を週1、試合を月1くらいでやっていました。
仕事が忙しい時期には週1の練習にも参加できないことがあるのですが、その時は2か月ぶりくらいに練習に参加しました。
高校生や20代のバリバリの現役の人たちと一緒にサッカーをやっていると、だんだん燃え上がってきて、若い頃と同じようにワールドクラスのイメージでサッカーをしていたんです、体はついていかないのに(笑)
ミニゲームをしているときでした、突然ふくらはぎ付近を棒で殴られたような感じで僕はグラウンドに倒れました。
・・・練習から帰宅する、帰宅した夜のことは省略しますけど、次の日病院にいきました・・・。
医者「ああ、きれいに切れてますよ」。
アキレス腱断裂、1年間はサッカーできません!ってことになりました。
アキレス腱を断裂したときには治療方法が2つあるんですけど、僕は保存療法といって切れた腱を繋げる手術をしないで、ほったらかして自然にくっつくのを待つという治療方法をチョイスしました。
結局、8か月で治癒しサッカーが再びできるようになりました。
しかし、このときクラブ事務局の手違いでスポーツ保険の適応にならず、僕も生命保険には加入していましたが、傷害保険には加入していなかったため(←入院する、手術するが保険の対象)、怪我の治療は全て自費となりました。
特に、ギプスでの固定が終了した後に膝から下を固定する装具をつけるんですけど、なんとこれが70,000円!まぁ社会保険で7割は還付されましたが、やっぱり高いですよねぇ・・。
僕のこの怪我がきっかけでクラブ事務局はスポーツ保険の見直しをすることになりましたが、やはり団体でも個人でも保険に加入しておくべきだと思いました。
また、僕が少し関わっていた「総合型地域スポーツクラブ」の活動の際に、サッカーの試合があったのでクラブがバスを用意して子供たちを送迎したことがあったんですけど、このときに交通事故に巻き込まれたことがあります。
幸いにも子供たちには怪我はありませんで、保険を使って損害を賠償しなければならないということもありませんでしたが、このときにも、クラブマネジャーなどと団体保険、損害賠償保険の重要性を確認したものです。
僕の体験談ですけど、このようにサッカーの練習や試合中にも怪我をする可能性はありますし、サッカーの練習や試合だけではなく、その活動への移動中にも怪我をしてしまうことはあるわけです。
怪我をしたことのない方もいるかもしれませんけど、サッカー活動をする際には、怪我に備えて保険に加入する、また加入している人は補償内容を確認する、ということを強くおすすめします。
怪我の治療はもちろんですけど、万が一損害を賠償しなければならなくなったときには、思っている以上にお金がかかりますよ。
団体保険
サッカーは団体競技ですから、団体で保険に加入することが通常だと思います。
例えば、サッカーチームやクラブに加入するときには、「〇〇クラブ加入申請書」などの書類を書いてクラブに提出すると思いますが、そのような加入手続きの中で怪我をした場合などについての保険の書類があるのが通常です。
これからチームに所属してサッカーをやろうと考えている方はそのチームの保険、補償内容について知っておくことが必要ですし(←補償内容から個人の保険を考えたり)、
また、これからチームなりクラブなりの設立を考えている人は、団体保険の説明会に参加するなどして、自分の団体に応じた保険を整えておくことが必要です。
有名ですからご存知の方もおられると思いますけど、
団体活動の保険として公益財団法人のスポーツ安全保険は、怪我はもちろんですが、損害や往復中の事故なども補償されていますので、団体活動には最適な保険だと思います。
加入対象はサッカーだけではなく、野球や空手、柔道などスポーツ、陶芸教室や料理教室などの文化活動、清掃活動や防災訓練活動、学童保育や放課後クラブなど、小さい子供さんからご高齢の方まで加入できるようになっています。
このように団体活動の際には、団体での保険に加入することが、安心して活動に打ち込むことの条件になると思います。
チームに加入するとき、既に加入している方、団体を運営する方は、団体保険の確認をされることをおすすめします。
個人での保険
怪我などの治療、また怪我をさせてしまったことによる損害賠償は個人でも加入することができます。
このような個人で加入する傷害保険や損害賠償保険は数多くありますね。
携帯電話会社(docomo、au、softbank)もそれぞれスポーツ保険を扱っていますし、クレジットカード会社も傷害保険を扱っていたりします。
例えば、三井住友カードはポケット保険(ポケホ)としてカード会員を対象にした傷害保険を扱っていまして、そのポケホに「サッカー・フットサルコース」というサッカーやフットサルを対象とした商品もあるようです。
サッカーは団体競技ですから、多くの場合はチームが団体保険の加入をしていると思いますが、その補償内容や補償金額を確認したうえで、補償内容や補償範囲が不安な場合には、個人での傷害保険を検討されると良いと思います。
また、サッカーをしている選手、キッズがサッカー活動以外での怪我や賠償責任のことを踏まえて、個人の傷害保険に加入しておくということも良いことだと思います。
家族で加入できるような商品もありますし。
最近は携帯電話やクレジットカードを持っている人がほとんどだと思いますから、ご自分の携帯電話の会社やクレジットカードの会社が、傷害保険などを扱っているかどうかを確認されてみることもおすすめします。
もちろん、保険会社や共済などの医療保険にも怪我や入院などの補償が含まれているものもあります。サッカーで怪我や入院などのときには医療保険の補償も考えると良いと思います。
ですが、医療保険は補償範囲が広いことで保険料が高く、損害保険は保険料が安いという傾向にあります。
チームの団体保険に加入、それで心配な方は個人の損害保険、損害保険に加入するんであればサッカー以外の部分も補償してくれる内容で、というようにご自分の生活状況に合わせて、保険を考えられることをおすすめします。
まとめ
以上、今回はサッカー活動のときの怪我に備えて保険に加入しておきましょうというテーマで、2つの保険を紹介しました。
団体活動には当たりまえになっていると思いますけど、団体保険に加入する、また加入しているかどうかを確認しましょう。
団体保険の補償内容を確認して、個人の傷害保険に加入しておいたほうが安心と考えられる方は、団体保険に加えて個人の損害保険に加入を。
個人の損害保険に加入するんだったらご自分たちの生活状況に合った保険を検討されることをおすすめします。
自転車を運転される方、旅行を多くされる方、家族一緒のイベントが多い方などなど、ご自分の生活スタイルに合わせて保険を選ぶと良いと思います。
アクシデントが起こったときのことを考えて、安心できる環境、体制を整えておくことが、サッカーを思いっきり楽しむことになると思います。
今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら過去記事の<<怪我をしたときに復帰に向けたトレーニングとは?【サッカー】>>もご一読いただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。