サッカーの個人レッスンって聞いたことがあります?
最近は子供さんなどへの集団指導だけではなく、選手、子供さん個人に指導者がサッカーを教えるサッカーの個人レッスンが増えてきているようです。
今回は、この個人レッスンについての紹介と個人レッスンが効果があるのかどうかを考えてみました。
目次
サッカーの個人レッスンとは
サッカーの個人レッスンってどういうものなのか?サッカーの個人指導は、サッカーの家庭教師とお考えいただくとイメージしやすいと思います。
特に子供さんのサッカーを考えてみると、クラブに所属し、チーム練習が週に3~4回実施して、その練習内容はチーム練習ということが多いと思います。
チーム練習では集団での練習内容が多くなりますので、
子供さん個々の程度に合わせた練習はなかなかできないもので、個人の練習はチームの練習以外で、
本人が自主練として取り組むことがほとんどだと思います。
サッカーの経験が少ない子供さんが効果的な自主練ができるとは期待できませんよねぇ(もちろん凄い自主練をしている子供さんもいますよ)。
そんな自主練を効果的にするための方法のひとつがサッカーの個人レッスンを受けるということだと思います。
映像をお借りして紹介しますと、
↑こんな感じの内容です。
このようなサッカーの個人レッスンをしてくれる団体は以前に比べかなり増えてきているようで、
個人レッスンはもちろんですが、試合の近いチームに短期間指導するというようなレッスンもしているそうです。
有名どころでは、明光サッカースクールさんやサッカー家庭教師さんがあります。
個人レッスンをしてくれる多くの団体は、時間制によるレッスン料が設定されており、
レッスン料+交通費+保険料という料金体系になっているみたいですね。
個人レッスンの内容は、例えば、90分間のレッスンを週1、月に4回くらいの頻度で行い、
受講者個人の要望に合わせた指導を受けることができるようです。
ドリブルが上手くなりたい、キック力を上げたいなどなど、選手個々の技術の向上や、苦手な部分の克服など、
とにかくその個人の技術を向上させること、修正することに目的をおいています。
この記事を書いている今、僕の息子は高校受験を3か月後に控えていまして、全国的に名の知れた学習塾で個人指導を受けているところです。
・・・なかなか自分で受験勉強をしないものですから、はっぱをかけて学習塾に通って3か月になるんですけど、
やはり息子の苦手な分野と言いましょうか、全教科の中でどの部分だったら加点が期待出来て、
全体的な点数を上げることができるかという個人レッスンをしてもらっています。
・・・さすが受験のプロだなぁと思わされます。
このことと同じで、サッカーの個人レッスンについても個人のサッカー技術のどの部分を修正すれば、
どの部分を向上すれば、サッカー全体が向上するのかということを、サッカーの指導のプロが教えてくれるわけです。
サッカーの個人レッスンは短期間に集中的に受ける方が多いようで、
例えば、Jリーグのクラブのセレクションだったり、
それぞれの地区の選抜チームのセレクションの前に集中的にレッスンを受けることもあるようですね。
子供さんのサッカーの上達の一環で、この個人レッスンも検討されてみてはいかがでしょうか。
期待できる効果
サッカーの個人レッスンを受けることでどんな効果があるのか。
先ほども少し書きましたけど、選手個人個人のサッカーの技術の向上が期待できるという効果があることは間違いありません。
特にサッカーを始めたばかりの初心者さんは、サッカーが上手になるという成功体験がありませんので、どうやれば上手くなるのかを知らないです。
子供さんにアドバイスするサッカー未経験の親御さんも同じだと思います。
チームなりクラブなりに所属してサッカーをやっていたとしても、
集団の練習では集団の練習メニューを上手い選手も下手な選手もみんなで行う傾向にあり、
個人に応じた練習や指導はなかなかできないんですよね。
その個人練習は、チーム練習以外で個人個人が自分で行うということがほとんどです。
リフティングなりシュートなりドリブルなり。
そんな個人練習を効果的にするためには、自分でサッカーの情報収集や勉強をしたりして、
上手になる方法を考えながら練習を繰り返すことが大事なことなんですけど、
この、個人練習のときにサッカーのノウハウを持った人にアドバイスや指導を受けるということは、
上手になる方法を知らないままで練習するよりも、はるかに効果的だと思います。
僕はプロの指導者ではありませんが、過去に、知り合いに頼まれてその子供さんの技術の修正をしたことがあります。
小学3年生の左足(利き足ではない足)のインサイドキック、小学5年生のヘディングについてです。
あ、両方無償ですよ、ビールはご馳走になったかもしれませんけど(笑)
小学3年生のほうには5回ほど教えて3か月後には試合でしっかりとした左足のインサイドキックができるようになりました。
小学5年生のヘディングについては、この子はヘディング以外のサッカーの技術は小学5年生までにほぼ仕上がっていて、
残るボールコントロールの技術がヘディングだけでしたが、この子に直接アドバイスしたのは1回だけです。
小学6年生になったときにはヘディングもほぼ完ぺきにボールコントロールでるようになっていました。
僕がこの2人にアドバイスしたのはインサイドキックとヘディングのコツ(正しいこと悪いこと)と練習方法だけで、
この子たちが、僕のアドバイスを参考にしてくれて、自分で練習をしたからです。
「うらのゲートボール場で左足だけで練習してるよ」「試合でヘディングすることが多くなった」と親御さんから途中経過を聞いてはいましたけど、
アドバイスしたことを子供たちが吸収して自分で練習したからこそ、正しい技術が習得できたわけです。
これは僕の自慢ではありませんで、サッカーの専門家、ノウハウを知っている人の介入が、子供たちの技術習得に至った例です。
指導者の資格ももたない僕のアドバイスでさえ、子供さんたちの取り組み如何ではこんなに効果があるということをお伝えしたかったです。
つまり、サッカーの個人レッスンに効果があるのかどうかについては、効果がないわけがないということです。
必ず効果があります。
・・・問題は、その効果の程度、特に個人レッスンをお願いするのであればその費用対効果でしょうね。
期待したほど効果があったのか、料金に見合うだけの効果があったのか、というのは、その人その人によると思います。
個人レッスン是非の私見
僕が保証することはできませんけど、個人レッスンは必ず効果があります。
しかし、その効果の程度は一人一人違うかもしれません。
ましてや、レッスン料を払ってレクチャーを受けるわけですから、サービスを受けた満足度が伴いますよね。
満足度は効果の程度によると思います。
個人レッスンを受けて、効果がでるかどうかは指導者の指導内容にもあるでしょうけど、レッスンを受ける側の状況によることもあります。
先ほどの僕の成功例では、子供たちが僕のアドバイスをヒントにして子供たちが努力したから成功したということです。
僕は言っただけで、子供たちが頑張ったということです。
このことと同じように、レッスンを受ける側の考え方、レッスンをきっかけにしてサッカーに取り組めるかどうかということが、個人レッスンを成功させるかどうかの鍵になると思います。
サッカーが上手くならない子供さんを見かねて、個人レッスンを受けさせてみたものの、
子供さんに全くやる気がなく・・・みたいなこともあるかもしれません。
僕の息子の受験対策のための学習塾通いも、「おやじがうるせーから塾行って時間をやり過ごせばいいか」みたいな取り組みでは学力向上は微々たるものでしょう、金の無駄(笑)
ですから、もしサッカーの個人レッスンを考えておられるのであれば、子供さんなりレクチャーを受ける人としっかりと話し合って、
その機会を活用するんだという意識で利用されることをおすすめします。
ちなみに、サッカーの個人レッスンはけっこう増えてきているみたいで、
マスコミにも取り上げられたことのあるドリブルデザイナーというこの方を聞いたことはありませんか?
この人は、プロのサッカー選手にもドリブルの個人レッスンをしています。
今やサッカーはチーム練習や一人での自主練だけではなく、自主練の指導を受けるという時代に突入しているのかもしれませんね。
レッスン料が発生しますが、経済的に余裕のある方は、サッカーの指導のプロのレッスンを受けることを検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、今回はサッカーの個人レッスンは効果があるのかというテーマで、サッカーの個人レッスンについて紹介してみました。
個人レッスンは一人で練習することに比べれば間違いなく効果があります。プロの指導者からコツや練習方法を教えてもらうわけですから。
ただ、気を付けてもらいたいのは、人的サービスを受けるという構図ですので、
その効果は指導者の程度だけではなく指導を受ける人の状況により、効果の程度には差があるということです。
スクール?指導者の程度?によって価格帯も様々な設定がされているようですし、
なにより、料金を払い人的サービスを買うという構図ですから「はずれもある」ということは踏まえて、検討されてください。
今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみにお役にたてればうれしく思います。
よかったら過去記事の<<自宅での筋トレにおすすめの器具3選【サッカー】>>もご一読願えればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。