サッカー界の期待の選手の1人「久保建英(←たけふさ)」選手。
誰が呼んだかは知りませんが、小さい頃から天才少年と呼ばれ、
FCバルセロナに所属し「和製メッシ」とも呼ばれていますね。
今回は応援している1人のファンの私見として、天才なのかどうかということを含めて、久保建英選手を紹介してみたいと思います。
目次
久保建英選手
超有名選手ですからご存知の方も多いと思いますけど、まずはプロフィールなどを。
- 2001年神奈川県生まれ 17歳(2018現在)
- 2010~2011年 川崎フロンターレU-10
- 2011~2015年 FCバルセロナユース
- 2016~2017年 FC東京ユース
- 2017年~ FC東京(J1デビュー)
FCバルセロナのキャンプや入団テストを経て、9歳でFCバルセロナの下部組織カンテラに入団。
このカンテラは30年ほどの歴史があり、出身者にはブスケツ、ピケ、メッシ、イニエスタ、シャビなどバルサの名選手たちを輩出しています。
メッシ13歳、イニエスタ12歳、シャビ11歳のときに入団しており、久保建英選手は10歳で入団ですから、凄さがうかがえますね。
世代別の日本代表にも選出されていて、中学生の15歳のときに飛び級でU-19の日本代表に選出、
2017年は、5月にFIFAワールドカップU-20にも飛び級で選出され試合に出場し、
9月にはFIFAワールドカップU-17にも選出され出場しています。
正に日本のユース世代を代表する選手であり、飛び級で選出されるなど、期待の高さがわかると思います。
天才という評価
サッカー選手に限りませんが、ずば抜けた選手には神童、怪物、天才などというフレーズで表現されたりします。
日本のサッカー界にも怪物とか天才とか呼ばれた選手がいました。
久保建英選手の天才ぶりを測るために、僕の知っている限りの天才たちを羅列してみます。
- 菊原 志郎
- 磯貝 洋光
- 石塚 啓次
- 小倉 隆史
- 財前 宣之
- 小野 伸二
- 玉乃 淳
- 平山 相太
- 家長 昭博
- 宇佐美 貴史
これらの選手が怪物とか天才とか呼ばれた選手たちです。
久保建英選手は小さい頃から天才少年と呼ばれていますので、
タイプが似ているのは菊原、磯貝、財前、小野伸二、家長、宇佐美でしょうか。
僕はこれらの全ての選手の16~18歳くらいのプレーを観ていますけど、
久保建英選手が天才かどうかについて言えば、菊原や磯貝や宇佐美などが天才であれば、
久保建英選手は間違いなく天才の部類です。
それぞれの選手の特徴は違いますけど、ボールさばき、ドリブルについて久保選手はこの世代ではずば抜けていますし、天才と呼ばれた選手たちに劣っていません。
繰り返しますけど、これらの選手が天才であれば、久保選手は天才です。
ただ、天才の根拠はなんだ、誰が天才と呼んだのか、誰が天才で誰が怪物だ、などの評価のあり方を考えたときに、
こういう異名とか評価っていうのは、昔からマスコミがつけたり、評論家やスポーツライター個人が発言したりしていて、
確固たる根拠とか規則などというのはなく、曖昧なものなんですよね。
人それぞれがその選手をどう思うか、どう評価するかで良いと思っています。
10歳でバルサのカンテラに入団できるほどの選手なわけですから、天才少年とか評価されるのは当たり前のことだと思います。
15~16歳でカテゴリーを飛び越して上の代表メンバーに入るくらいですから、
サッカー選手としてずば抜けているということは誰でもわかると思いますね。
ちなみに、菊原も磯貝も上手でしたし、小倉や平山は確かに怪物という異名が相応しかったです。
小野は感覚やひらめきが誰にも真似できないほどでしたし、宇佐美は同世代のブラジル人よりも上手く見えました。
みんな逸材であることには変わりなく、いわゆる「10年に1人」などと言われるような特別な選手たちでしたし、期待も大きかったです。
当然ですけど久保建英選手にも期待をしてしまいます。
(追記2019.5.23)久保A代表初選出
追記します。
2019年5月23日、久保建英がA代表に初選出されました。
6月4日に18歳になりますから、日本代表最年少記録の市川大祐に次ぐ2番目の記録です。
この記事自体が、「久保は天才なのか」ということを全く私の勝手な考えで書かせてもらっているんですが、
今シーズンの久保のプレーを観て(←ときどき)、全く私の勝手な評価をさせていただきますm(__)m
・・・久保、凄いです!想像していた以上に凄いです。
2019シーズンが始まってリーグ戦12節が終了していますが、
11試合に出場、90分のフル出場は4試合という実績です。
今年18歳と考えればこれだけでも凄いんですが、
想像を超えていたのはそのプレーの質!!
おそらく、プロのジャーナリスト、引退した評論家、現場の選手やスタッフも、これだけやるとは思っていなかったはずです。
シーズン序盤のFC東京に欠かせない活躍ぶりを披露しています。
なにが、凄いのか!? プレーの強度 です。
あれくらいのトリッキーなプレーはできるでしょう、
チャンスを創り出すアイデアもあれくらいはあるでしょう、
フリーで撃たせれば枠にもっていく技術はあるでしょう、天才と呼ばれるくらいですから。
私が最も驚いたのは、競り合いの場面とキックのパンチ力です!
ルーズボールの競り合い、ボールホルダーへのチャレンジ、のときに強いんです。
何度かFKを蹴っていますが、そのキック力が強いんです。
この強さはフィジカルの状態が根拠になっていると思われます。
長年、丁寧に整えてきた身体の状態が、プロのサッカーでも戦える状態に整ってきたんだろうと。
・・・ん~、メッシじゃないし、リベリーに近いけどちょっと違うか、メラーかなぁ、プレースタイルですけど。
※評論家の誰かがダビド・シルバに似ていると言っていました。
もともと技術はずば抜けて高かったわけですから、
この技術を継続して使うことのできる、フィジカルの強さが目につきます。
「天才少年」が少年からプロフェッショナルに変貌を遂げようとしている段階なのではないでしょうか。
シーズン開幕から、これだけのパフォーマンスをみせ、
Jリーグでも相手からすると、とても危険な、とてもやっかいな選手となっている久保を、代表に選ばないほうがおかしいです。
堂安や中島翔などとポジションがかぶります。
場合によっては香川、南野などのトップ下もあるかもしれません。
繰り返しますが、私の勝手な評価であり、考えなんですけど、
久保をコパアメリカに連れていき、スタメンで出場させる、
「今回のコパアメリカは久保と心中する」くらいをおすすめしたい、どうポイチ監督!
タイプは違いますが、先ほど紹介しました天才、怪物と呼ばれた選手の
小倉、小野伸二、平山、らのようなインパクトはあると思いますよ!
久保はやりそうな気がする・・・、みなさんはどう思われますか?
代表のスタメンでどれだけやれるのか、観てみたいです。
それだけ、今シーズンここまでの久保のパフォーマンスは凄いと思います。
ちなみに、コパアメリカは↓こちらで観ることができます。
期待
これまでの天才がそうだったんですけど、小さい頃から、また、若くして天才と呼ばれ注目度合いが上がってしまうと、活躍する期間が短くなってしまうことがあります。
周囲からの期待が大き過ぎることによるメンタルの部分だったり怪我による影響だったりするのですが、
久保選手は怪我などに気を付けて活躍して、日本サッカーを背負って立つ選手になってもらいたいものです。
久保選手だけでなく、ユース世代には将来の活躍が期待できる選手が他にもいます。
レアル・マドリードの下部組織に所属している中井卓大選手、
レアルへの入団を目指す?山口佳奈選手、
バレンシア下部組織の川上聡輝選手、光久大晴選手、末井友真選手、峯松涼選手、
エスパニョール所属のタルハニ存哉選手などなど、
海外クラブが日本に開校したスクールなどからスペインのクラブチームへ所属した選手などが数多くいるようです。
どの選手もサッカーの本場欧州で経験を積んで、将来の日本代表として活躍してほしいものです。
以前に比べ、こうやってスペインやドイツなどの海外クラブチームの下部組織に所属してサッカーができる環境が広まったわけですね。
才能ある選手は海外チームへの入団も目標にできる環境でサッカーができるようになったということはとても喜ばしいことだと思います。
どんどんチャレンジしていってほしいです。
まとめ
今回は、日本サッカー界が注目する久保建英選手を紹介しました。
私見ですけど、これまでの天才と呼ばれた選手たちが天才というのであれば、久保選手も天才です!
久保選手は上手いです。
日本サッカー界の逸材ですので、周囲の期待やプレッシャーに負けることなく、
また、サッカー生命にかかわる怪我などに気を付けて育っていてほしいと思います。
ついでにということではありませんけど、久保選手と同じユース世代の中井卓大選手をはじめ海外で活躍する、したことのある選手も紹介しました。彼らも久保選手同様に育っていってほしいですね。
久保建英選手をはじめ今回紹介した選手たちが東京オリンピック、カタールワールドカップなどに選出されることを期待したいと思います。
よかったら過去記事の<<知っとこう!世界のサッカー界のレジェンドたち【神編】>>もご一読ください。
最後までよんでいただきありがとうございます。